日: 2011年6月15日

下北三昧

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 午後、家を出て下北沢へ向かう。
 東横線で座れたので、車中でパソコンを開いて、昨日書いたエッセイを推敲して、できあがったものを編集者にメール。
 午後3時前、取材目的の下北沢着。
 路地から路地をくまなく歩き回る。とにかく、町の地理を映像付で頭の中に持てるようにする。舞台のロケハンでもある。
 午後4時半、歩く疲れたので、古い喫茶店「いーはとーぼ」でコーヒー。
 30年以上、下北沢にある昔のタイプの文化人的珈琲店。
 先客は、一人で来ている女性二人。どちらも読書をしている。
 そう、コーヒーを飲みながら一人で文庫本を読む為にあるような店なのだ。
 午後5時、下北沢駅改札で編集者と待ち合わせ。
 しばらく一緒に町を歩き回る。
 オイスターバー「ジャックポット」で食事をしながら打合せ。
 その後、鈴なり横丁あたりの小さなバーをハシゴ。
 20代の女性(編集者)と50代のおっさん(僕のこと)がバーで飲んで、女性の方が支払いをするのを見て、「このふたり、いったいどういう関係なんだろう」と周囲の人が思うのがわかって、なんとなく面白かった。
 色々な人と知り合って、とても有意義。
 編集者を帰してから、場合によっては朝まで取材を続けようかと思っていたのだけど、連載の方の編集者から電話で明日朝までに再校を受け取りたいので、これからファックスを送る、ということなので、帰らざるを得なくなった。
 翌午前0時半、帰着。
 それから届いていたゲラをチェックして、午前5時前に送る。
 もちろん、空は明るくなっている。
 今日もよく働いた。
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 いま、イタリアンレストランになっているこのレンガの外装の二階には、如月小春がお気に入りの「NOISE」というジャズ喫茶があった。夢の遊眠社の舞台に彼女が出ていたころ、何度かここで一緒に話をした。そんなこともあって、その後、会うことのないまま彼女が死んだときは結構ショックだったことを思い出す。