日: 2009年10月8日

餃子とビール!

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 人生で一番忙しい、というと言い過ぎだろうけれど、会社員を辞めてから後の、この10余年の中ではもっとも忙しい。
 パニックになってもおかしくないのだけど、そこは年の功で、自分の心身の状態を最高に保つ以外に生産性を上げる方法はないことがわかっているし、その方法もある程度身についているので、それに従って行動あるのみ。
 さらにたくさん書いていくには、そのコンディション調整法に磨きをかけていくしかない。
 言ってみれば、ベストセラー作家になったときのための「コンディション作りの練習」をいまやっているようなものだ。
 さて、猛烈な台風が去って、雨が上がったところで、スタジオに出勤。
 ここしばらくは、長編書き下ろしの時間をまとめて取るために、連載「第三企画室、出動す」の原稿を書き溜めている。
 おかげさまで「第三企画室」は好評で、公開日の午前0時になると真っ先に読んでくださる読者が多いらしく、夜中から午前中にかけて順位が高く、やがて時間とともに、いくつかの日経ビジネスらしい硬いコラムに抜かれる、というパターンになっている。
 子供の頃、少年サンデーの発売日が待ちきれず、学校から走って家に帰り、ランドセルを投げ捨てて、そのまま靴も脱がずに本屋に走った。
 あの気持ちを思うと、午前0時や朝9時に読んでくださる読者の存在に身が引き締まる。
 遅めのランチは「蘭芳園」。
 ここの店の人はあまり日本語ができない。
 壁に貼り出された手書きランチメニューの1番は、「豚の角チャーハン」(600円)。
 中国の豚には角があるのか。
 はたしてその角は食べられるのか。
 などとさまざまな疑問が頭に浮かぶ。
 焼き豚を刻んだものとタマゴとレタスが入ったふつうのチャーハンでした。
 本日も、好調で、ほぼ丸々1本をずんずん書き進む。
 午後11時半過ぎ、スタジオを後にする。
 集中しているせいで、書いているときにはそれほど疲れていると感じない。空腹感も感じない。なのでカップ春雨にお湯を入れてすするくらいで済んでしまう。
 ところが、帰るために歩き始めて10分、野毛あたりにさしかかると、空腹感をもよおすのだ。
 経験的に、アミノ酸摂取と餃子は執筆にいい影響が出ることがわかっている。
 気がつくと閉店ぎりぎりの「三陽」で、「ビールと餃子!」と叫んでいた。
 お通しに「タレのかかったニンニクの丸揚げ」がついて950円。
(写真は、昼間の「三陽」のようす)