月別: 2008年5月

思索

 朝帰りで、その前の二日間もあまり寝ていなかったので、6時半に寝たら起きたのは午後2時過ぎ。
 外は、気持ちのよい春の日差しでいっぱい。
 が、おお!と思ったところまでで、だらだらといろいろなことをやっているうちに気がついたら暗くなっていた。
 ああ、小説家老いやすく。
 なんとなく、すぐに脈絡のない考え事をしてしまう一日だった。
 思索というのは、ときに何も産み出さないがときに楽しい。
 哲学をするなんていうのは、きっと、人間にとって最高の贅沢だな。
 夜が明け始めたとき、外で小鳥がたくさん鳴いていた。
 漢詩のような朝である。
 明日は(て、すでに夜の明けきっている今日のことだ)、少しでも日差しの中に出てみよう。

ジャーナリスト

 ずっと年上の硬派のジャーナリストと会食。
 いろいろなことを教えてもらった。
 社会の捉え方は僕と全然ちがうようなのだけど、今度はその部分でもきちんと考えを聞いてみたいと思う「気骨のある大先輩」というかんじ。
 1軒目で7時から12時まで話し、「もう一軒いきましょう」と次の店の閉店午前3時まで。
 そこで別れて、新宿へまわり、ゴールデン街で電車が動くまですごす。

ひきこもり

 ひきつづき、一日中、B社向けプロット作成。
 調子はいいが、目が痛い。
 目薬挿したり、ブルーベリーやアリナミンやビタミンCやチオビタでドーピングしながら。
 ねむくなったときには、wii sports でヨガなどやるのがよろしい。
 座骨神経痛も出ているので、ロキソニンもだ。
 体はつらいけど、小説が進んでいるときはそんなことはどうでもいいのだ。
 ちなみにA社とかB社とか、別に会社名のイニシャルじゃありません。
「少女A」がアスカとかアユミとかいう名前でないのと同じように。

プロット、プロット、プロット

 火曜日にはB社にプロットを出さなくてはならないので、A社の改稿を中断して本日から3時間くらいずつ小間切れで眠りながら24時間体制で集中。
 A社の改稿のために、初稿全文(500枚)から逆にあらすじ(30枚)を再抽出した後、主要人物毎にその人物から見た物語を人物の数だけ書いてみる、ということをやってみたら思いの外いい具合。
 そこでB社のプロットも、人物毎に同じ方法で書いてみている。
「小説性下痢」も始まって、調子が出てきているぞ。(自己暗示)
 いつもこのくらい集中力があれば小説なんてどんどん書けちゃうんだけど。
 夕方6時半からは、妻の誕生日なのでバースデーディナー。

串カツ リターンズ

 外食続きだけど、本日は狛江。
 いつものようにさっさと家を出て、待ち合わせ1時間前には狛江に到着。
 ここでもマクドナルドの100円アイスコーヒーでたっぷり1時間仕事をする。
 ところで、マクドナルドのホットコーヒーはおかわり自由。
 みなさんご存じでした? ずっとそうなんだけど、あまりおおっぴらにはしてなかったのだけれど、最近は店頭に表示を出している店舗もあります。
 あと、飲み物を頼まずに水をもらうこともできます。
 で、集合時間ぴったりに改札に集合。(て、マクドナルドの窓から見える)
 近くの串カツ「山吹」で。
 このあいだ大阪で「くいだおれ」を食べてしまったせいで食べられなかった串カツのリベンジになった。美味しく戴きました。
 初めて会う人がほとんどだったけど、美人の酔っぱらいとか、ヨット乗りとか、大学の先生とか、某業界の敏腕コンサルタントとか、元お笑い芸人の女子大生とか、近くに住む高校の後輩とか、多彩なメンバーでした。
 そのあとはカラオケ。歌は好きだけどカラオケは好きじゃないという僕ですが、初めて会った人の集まり、ということで参加してみる。
 帰りがおマヌケ。
 横浜駅で目が覚め、次の新高島駅でも目が覚め、乗り越した馬車道でも目が覚めたのに、降りるみなとみらい駅だけは目が覚めず乗り過ごしてしまったぜ。なんやねん、これ。(笑)
 もどる電車もないので、ちょうど一駅、歩いて帰宅。
 まあ、ふだんふつうに歩いている距離なので、なんの問題もないんだけど。

伊勢佐木あたり

 夕方から伊勢佐木町で会食の予定があるので、例によって早々に自宅を出る。
 馬車道駅から関内・伊勢佐木町にかけては携帯電話ショップの密集地帯。買い換えを狙っている機種の値段を調べながら散歩がてら伊勢佐木町3丁目あたりまで歩く。
 夏モデルが販売店向けには発表になっているので、そろそろ値段が下がっていると思ったのだけれど、まだこの地域でも16500円内外の値段で揃ってしまっている。それでもヨドバシよりは2000円くらい安いけど。
 中華「杜記」でランチ(680円)。
 これが質量ともに充実。ご飯は健康のために残した。食物を食べ残す方が健康によいという幸福な国に住んでいる自分。四川省の被災者のみなさんごめんなさい。
 横浜にいる中国人は別に中華街だけに集まっているわけではなく、中区一帯にはかなり広く濃く住んでいるので、野毛や伊勢佐木町の中華料理店はおおむねレベルが高い。中華街がおいしくないわけではないけど、安くておいしい中華料理がそこいらじゅうにあるのが横浜のいいところ。
 マクドナルドで今日から中身が変わっておいしくなった100円のアイスコーヒーを飲みながらパソコンを開いて仕事。このあたりはうらぶれた町なので、マクドナルドも雰囲気がちがいます。静かで仕事をするにはマクドナルドのなかでも最適。
 一時間半ほど経ったので、こんどは伊勢佐木2丁目までもどってスターバックスへ移動して仕事のつづき。
 隣の女性(たぶんまだ20代)が永田洋子『十六の墓標』なんて本を読んでいる。市立図書館で借りたらしい。やがて、ちょっとむさ苦しい男が彼女の前の席に現れ、ふたりで赤軍の話を始める。男は多分僕と同年代。
 不思議な街だ。
 夕方からの会食は一丁目のインド料理「モハン」で。
 チキンカバブもおいしかったし、カレーもナンもおいしくて大満足。また行こうっと。
 あまり酒も飲まず健康的な外食でした。

元町でランチ

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 昨日は震えるような寒い日だったけど、今日は午前中から気温20度をうかがう展開。
 正午、元町のレストラン「クレードル」でランチ。
 味濃いめ、ポーション小さめ。
 まあ値段を考えれば悪くはないかな。
 二階がテーブル席なのだけれど、平面の壁に囲まれているので、反響が大きく、さらにはオバサマがたのランチはどこかはしゃいで声が大きいので店は騒がしい。次から次へお客さんが出たり入ったりで、ずっと満席だった。
 店を出るときに見た一階のカウンターも満員だった。
「味濃いめ、ポーション小さめ」を考えると、夜にワインバーとして利用するのがよさそう。
 用事を済ませて、中華街のカフェで仕事をして帰宅。
 写真は元町のタウンカラー「濃紺」に塗られた珍しい郵便ポスト。
 でも、説明を見るまで「黒」にしか見えなかったぜ。

東京ミッドタウンと六本木ヒルズへ

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 かなり久しぶりに六本木へ。
 早めに到着して、まずは東京ミッドタウンへ行ってみる。
 前にこの場所を見たときには防衛庁の門があったのに大きく様変わりだ。
 入口付近の富士フイルムスクエアで写真店「日本を彩った女優」を見る。(どの情報源を見ても5月6日までとなっているのに、なぜかまだやっていた。
 何しろたくさんの女優を一流の写真家が撮った写真であり、両側の壁からこっちを見つめているわけだから、ものすごく快適な空間である。美しいものって無条件に素晴らしい。
 よく「人間は見かけより中味」みたいなことをいう人がいるけど、「すごい見かけ」だったら、そりゃもう中味なんて関係ないですよ。だって(中味のない)写真の目の前に立つだけでたくさんの人をしあわせな気分にしてしまうんだから。
 美しい人はマザーテレサとはまったくちがう方法で人々を幸福にすることができる。
 見かけと中味は互いにトレードすべき対立条件じゃない。中味は中味、見かけは見かけ、それぞれ独立した価値がある。
 いつも書いていることだけど、景色に中味なんかないけど、美しい景色は人を感動させ人を幸福にするじゃない。
 なみいる美女の写真のなかで、ひときわ出色だったのは夏目雅子。
 別に彼女のファンではないけれど、そんなこと関係なくとにかく無条件に輝いている。若くして彼女を亡くしたのは日本の損失だったなあとつくづく思う。
 東京ミッドタウンはなかなか気持ちのよい施設だった。少なくともナビゲーションがストレスフルで独りよがりな設計の六本木ヒルズよりも、はるかに人間に優しい町になっている。
 リッツカールトンの入口もひっそりしていて上品で好感が持てる。
 タリーズコーヒーでパソコンを開いて二時間ほど仕事。
 午後7時からは、いよいよ設計のだめな(笑)六本木ヒルズへ。
 コロンビア大学の日本政治学の教授ジェラルド・カーチス教授の講演会を聞きに行く。場所は、六本木ヒルズ49階のオーディトリアム。
 日本の政治の話もアメリカの政治の話も彼の個人史の話もそれぞれすごく面白かった。優秀な人の話は気持ちがいいなあ。
 この場所に前回来たときは自分が壇上で話をする立場だった。
 アンケート用紙に「この講座に参加するのは何回目ですか」という設問だったので、「二回目」にマルをする。(笑)
 終了後は友人の結婚パーティの会場探しの一環でワインバーを一軒下見。

遙かなる「東京オリンピック」

 TSUTAYAでレンタルが半額だったので、東京オリンピックの記録映画を借りてくる。
 市川崑監督の作品で、たしか小学校で映画館まで課外学習として見に行った記憶がある。
 選手たちの体格も技術も記録も今とは全然ちがう。
 走り高跳びは男子は全員ベリーロール。女子ではまだ正面飛びの選手がいる。背面跳びは存在していない。
 水泳の水着は水を含んで皺が寄っている。
 夕方、スターバックスで改稿作業。淡々と、少し進み始める。

不調、どん底。

 絶不調。
 本年後半執筆の小説の仕込みをしているうちに、その前に仕上げなくてはならない改稿の手が全然動かない。というか、この一ヶ月以上、テンションが全然上がらない。
 インプットとアウトプットは同時期にするのはむずかしいので、ほんとうはひとつひとつに専念したいところだけれど、いろいろな事情もあり、多くの仕事を同時に動かさなくてはならない。
 こういうときこそ、小説書く以外に何もしたくない。
 でも、テンションがでないときには、取材とか資料読みとか、その他細かな仕事をしてしまう。ようするに魂が不調を認識することから逃げたくてしょうがなくなるわけだ。
 書く気になれなくて座っているのがつらいから、直ぐにできることばかり手をつけてしまう。
 くそ。ばかやろうの怠け者だ。
 あ、書き殴りなので、メールくれたりしないでくださいね。
 励まされたり慰められたり期待されたり叱咤されたりするのはだめなので。
 だったら、書くなっちゅうことなんだが。ごめん、日記だ。
 太宰さんや川端さんの気持ちがわかるような気がする。(笑)
(いえ、僕は死にませんけどね)
 なんやかんやで、水木金土と人と会って食事だし、来週も二件会食。
 どれも必要で重要なことなのだが、気持ちは誰もいない場所に逃げ出してただただ自分と向き合って小説書けたらいいのにと思ったり。
 退廃的な場所でひとりで音楽に身を任せたい気分。そういう場所でどんどん孤独になっていくとかけるようになるような気がする。
(こういうときに車とかバイクかっ飛ばすのは危ないからやめよう、というくらいの理性は働いてる)
 ただいまのBGMは Christina Aguilera 。 
 イカしてるぜ。(死語)