


正午前に起床。
朝食はコーヒーとドーナツにゆで卵。(宿についている朝食で無料)
天気がよいので、とりあえず洗濯。
そういえば太陽の下に洗濯物を干すのは久しぶりだ。(自宅は高層マンションなので、風が強すぎて外に洗濯物は干せない。全部片側に余ってしまうし、風になびいてコンクリートの外壁に触れて汚れてしまう)
今日は、ゲート通りで「ゲート#2フェスタ」だ。
実はイベントがあるとは知らずにやってきたので、昼間の執筆時間がとられてしまうけど、町のイベントは小説のヒントに満ちているので、取材して回らないわけにはいかない。
準備のようすなどを写真に撮りに行くと、知り合いの人たちがたくさん働いている。ようするに、僕のコザの知り合いはミュージシャン系か地元商店会系なので、あたりを歩くと知り合いだらけというわけ。横浜にいてもこんなに頻繁に知り合いに会うことはないぞ。
リンリンのオーナー夫婦も屋台を出している。
開店準備前ということで、生ビールをご馳走になる。今日は酒を控えようと思っていたのだが、飲むとおいしい。(笑)
12時になると交通規制が敷かれ、全国からこの日のために集まったものすごい数のハーレーダビッドソンだけが、制限区域に入ることができる。
昼食はタイ屋台料理の「ソムチャイ」でスープ麺。
非常にタイ風。タイにも行ったことがあるけれど、こういうタイ料理を食べて思い出すのは、僕の場合、やはりアメリカなのだ。
シリコンバレーにひとりで行き来していたころ、アメリカ人に囲まれて時間を過ごし、普段とは異種の食べ物を口にする、なんともいえない「旅先の孤独感」のようなものが、実はけっこう好きだったりする。
僕がコザが好きなのは、音楽、人との繋がり、そして同時に、どこか寂しい「旅らしさ」のようなものが、すべて内包されているからだと思う。
楽ではないけど、自分の居場所を見つけて自分らしく生きている人たちがたくさんいて、自分の生き方を肯定されるようでもあるし、同時に自分の甘さを感じたりもする。
どちらにしても人生には寂しさが必要だ、と僕は思う。
いったん帰宅して沖縄の太陽を浴びてすっかり乾いた洗濯物を取り込む。
午後4時過ぎ、ふたたびゲート通りに戻る。
琉球大学のプロレス同好会のリング。
沖縄そばや泡盛や焼きそばやたこ焼きを売っている屋台。
ダンススクールの生徒による子どもたちのダンスパフォーマンス。
アメリカ人によるエイサー。
腕相撲大会。
テントの中やPAブースに知り合いがいっぱい。地元の人が手弁当でイベントを造り上げているわけだ。
屋台で泡盛200円。唐揚げとフライドポテト300円。
しかし、連日の飲み過ぎで、泡盛は半分しか飲めなかった。
嘉手納基地にいちばん近いステージで、Shima Gai’s のライブを聴く。
野外ステージに出て、楽しそうに演奏している。
(しかし彼らはプロなのにノーギャラなのだよ)
暑さにバテ気味。部屋へ戻って休養。
行く予定だったライブ2本(ダブルブッキング)をどちらも行かずに休む。
午後10時、少し元気になったのでオーシャンへ。
するとすると、なんとコザで知らぬ人はいないJETのドラムのコーちゃんがギターを弾いて歌っている。珍しい光景だ。ベーシストとアメリカ人の奥さん(マルチナ・ナブラチロワ風:実は前日の激マズ・キューバリブレをつくった人だ)もいる。
店の常連のKさんに「おまえも歌え」と言われたが、聴衆がすごすぎるし、迷ったけどちょっと遠慮。
しかしオーシャン、過去二年とは見違える盛況ぶり。パートナーに触発された(尻を叩かれたともいう)オーナーのヤッシーが「その気」になったらしいのだ。
名物のタコス(1個なので正確にはタコ)とビール。(800円)
午後11時すぎ。コザクラへ。
知人がふたり、地域振興について熱く語っている。
ビール500円。
(日記は旅の経費帳代わりなもんで、いちいち値段が書いてあります)
ビールを飲み干したところで部屋にもどる。
まったく飲まないわけにはいかないけど、いくらか肝臓を休ませることができたかな。
