
(ベネチア大学本部のカフェには日本の写真が12点飾ってある。3.11の後、被災地を支援するためのチャリティ写真展があり、このカフェが写真を買い上げた)
そもそも何故ミストレかというと、ベネチアでは食料は豊富だが、日常生活に必要な「物」が十分に売られていない。
ベネチアへ通勤してくる人の居住地区であるメストレにはごくふつうの商店やショッピングセンターなどがある。
そこで、ベネチアに長く住むのに不自由のないようにメストレという町を知ることが必要になるというわけ。
午前中、Al Prosecco で2ユーロのコーヒーを所場代として払って、メストレの地図を Google Map で表示させ、pdf に書き出して持ち帰る。
それを家でプリントアウト。
これでメストレ地区、および、ベネチアからメストレへ行くまでの経路の、道路の名前を完全に把握。
それから昨日バスターミナルで撮影してきた路線図をつきあわせ、各の路線の経路を確認する。
こちらのバス路線図は、停留所の名前ではなく通過する通りの名前を順に書いてあることがわかった。
ならば、通りの名前の入った地図があれば、バスの通る経路を完全に地図上に再現できる。
というわけで、少なくとも 27 Ottobre とその近隣の道を通るバス路線が完全にわかった。
あとは、Mestre 地区の行きたい場所がどの通りにあるかがわかれば、ベネチアからバスに乗って行くことができる。
これにて、二日がかりで、Mestre の地理案内は完璧になった。
自分が乗る路線しかわからないメストレの住民よりも僕の方がバスについては詳しく知ってるぞ。(笑)
というわけで、プロジェクトがひとつ終了。
大学の近くの旅行代理店が開く3時を待って出かける。
(こちらの店はたいてい昼に一旦閉店する)
飛行機の切符について相談。
結論。代理店を使うよりネットで自分で買った方が安い。(まあ、予想通りだけど)
ついでに地中海クルーズのカタログを2冊もらってくる。
カタログといってもそれぞれA4版300ページ以上あって電話帳のように分厚くて重い。1社は少し前に事故を起こして船長が先に逃げた例のあの会社。
7泊8日の地中海クルーズは二人で828ユーロから。
もちろん客船クルーズだから全食事宿泊込みだ。
ふつうの旅行より断然安い!
一番安いのは海の見えない内側の部屋だけど、デッキに出れば、外は広々とした海なんだから、一週間くらいなら全然問題ない。
カタログをもらったもう1社であるMSC社の巨大な客船が、一昨日、ベネチアにも来ていた。
夕方、今度は Da Filo でプロセッコを飲みながら、ネットで飛行機の検索。
とある日程で、日本を基点にベネチアを往復すると17万円。
ベネチアを基点に日本を往復すると、8万円。
同じ航空会社の同じ便を使っているのに、日本からだと倍の値段。
それでJALの経営がなりたたなかったりする日本って、いったいどうなっているんだろう。
当初の6月末予定だった新刊の発売日が版元の営業上の理由で7月10日にずれたので、プロモーションの為に日本に帰った後、ベネチアへ戻るのにかかる飛行機代が高くなってしまった。
そもそも9月までアパートを借りているのに、途中でいったん日本へ帰るのは新刊のプロモーションの為。
プロモーションでしっかり売上を伸ばさないと元が取れない。
売れてね、新刊くん。
なんだか、こうやって書いていると毎日盛りだくさんだけど、精神的には日本にいるよりゆったりとした感じがする。
