人の種類の多い町

 夜型になっているので、午後4時前に事務所に出て、パソコンが立ち上がるまでの間に道路に打ち水をする、というのが日課になっている。
 打ち水をしていると、右のお隣から人が出てきて初めて話をする。
 お隣は女装マニアの人が共同で借りているらしい着替え場所のような感じの場所。
 背広を着た人がやってきて、しばらくすると女性の格好をして出て行く。
 ふつう男性の女装は女性以上に色気を表に出して派手になることが多いのだけど、ここの人たちはむしろ地味目の国文科女子大生みたいなファッションだったりする。
 いろいろな人がいるのも黄金町のおもしろいところ。
 6時半、モモコ・ヨハンソンのアトリエへ。
 彼女が発行しているフリーペーパーの為の取材を受ける。
 話が長くなって火曜日のきらく亭の閉店時間が迫っていたのであわてていったら、きらく亭はやっていない。
 しかたなく中華一番。
 午前2時で切り上げる。