沖縄経済の闇

 過去数年、毎年1ー3回コザを訪れて定点観測している。
 一時、少し持ち直してきた商店街はこの2年ほどで、また空きが目立つようになっている。
 代わりにいくつかの店舗に、老人向けの施設やデイサービス、そのほか、明らかに行政から金がでているテナントが8店舗以上になっている。
 お客さんから金をもらう商売ができずに、行政から金をもらう店舗ばかり増えている。
 米軍基地問題よりも、こっちの問題の方が根が深い。米軍基地がなくなって各種補助金がなくなったら、沖縄では死人がいっぱいでる。
 米軍基地返還はイデオロギーであってはいけない。
 基地をなくすときには、同時に、自立した経済をつくらなくてはならない。そちらの方が、基地全面返還などよりよっぽど難しい問題だ。
 多額の補助金で経済が根付かず、逆に「シャブ漬け」で補助金依存のメンタリティが蔓延している。この空気を変えるには少なくとも一世代以上かかるだろう。
(難しすぎて政治家はだれも本当には手が着けられない。ほとんどの政治家は経済の素人であることだし)
 折しも、コザ(沖縄市)では、市長選の真っただ中。僕の聞いた範囲では現職の東門みつこ市長は評判が悪い。
 はたして結果はどう出るだろう。