アメリカの銃規制

アメリカでは大きなスーパーでは銃がふつうに売られていた。
友人の家にもライフルと拳銃があった。
持たせてもらったが「人には向けるな。それが絶対のルールだ」といわれた。
なぜ持っているかと聞いたら、「政府が国民を権力で抑えつけようとしたときに戦うためだ」という答だった。それが合衆国憲法の「銃を持つ権利」の精神なんだね。政府の軍隊だけが武器を持っているのでは民主主義を保てないとアメリカ人は考えている。政府は暴走するかも知れないし、他国の政府の傀儡になるかも知れない。いいなりにはならない。そういうことみたいだった。
ずっしり重い精密なモデルガンをもっているけど、手にもつとオモチャなのにこわい。厳重にしまってある。
(小説家としてそういう気持ちを体験するために買ったのだけど)