結婚したての頃、毎週のように町田の東急ハンズに行っていた。

お金がなかったから家具とかDIYしてだんだん「暮らし」を作ってた。
今みたいにホームセンターが充実していなかったし、あのころはニトリもIKEAもなかったから家具はとても高かったのだ。

近所の金物屋には創造性を刺激するものが欠けていた。

渋谷にハンズができた頃は、ネジの種類だけでもたくさんあって、いまのホームセンターの役割をしていたけど、だんだん物づくりから離れて、パーティーグッズとか、ソニープラザみたいな品揃えになって、（僕にとっては）すっかり魅力が無くなってしまった。
いまではモノタロウの通販もあるし、都市部でネジを売るのは無理なので、それは正しい経営判断なのだけど。