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『覇権の標的』の「帯」には、こんな文章が

書店で表紙にかけられた「帯」、『覇権の標的』の場合はこんな文章
幸田真音氏絶賛!
「スケールの大きなハードボイルド経済小説が誕生した。石油資本の支配力とダイヤモンドシンジケート、その双方がユダヤ系ながら対立する関係。プロジェクトの障害にハリケーンという自然の脅威を配しながら、そこを切り抜ける人間の叡智を描いているところなど、この書き手の視野の広さと、自在な発想力は貴重。」
シリコンバレーを舞台に新技術をめぐる攻防をダイナミックに描く国際サスペンス。
経済小説に新たな地平を拓く大型新人登場!

ただし、従来の経済小説とはかなりイメージがちがいます。「経済小説」という言葉に惑わされず(笑)国際サスペンス小説だと考えていただいたほうが読者のみなさまのイメージにはあうかもしれません。
あえていうなら「異端の経済小説」……でしょうか。どうかお楽しみに。

阿川大樹 著作リスト 雑誌

小説
「ブレークポイント」 ジェイ・ノベル 2015年1月号 実業之日本社 (2014/12/15)
「夜食」 ジェイ・ノベル 2014年8月号 実業之日本社 (2014/7/15)
「化粧ポーチ」 ジェイ・ノベル 2014年2月号 実業之日本社 (2014/01/15)
小説
「自販機少女」 問題小説 2011年12月号 徳間書店 (2011/11/22)
小説
「インバウンド」 STORY BOX 23 (小学館) 連載第1回 2011年7月6日
小説
「ショウルームの女」  問題小説 2008年2月号 徳間書店
取材記事
「AOR御三家」 大人のロック 第5号 日経BP
「TOTOツアーレポート」 大人のロック 第7号(2006夏号) 日経BP
エッセイ
「天才に神が与えたもの」 月刊FORBES 最終号 2009年11月号
喜怒哀楽・楽 Forbes日本版2008年11月号
喜怒哀楽・怒 Forbes日本版2006年4月号
「毎日がプロジェクトX」 経kei ダイヤモンド社 2005年12月号 No.50
「趣味の歯科学」 デンタルダイヤモンド 2003年6月号
喜怒哀楽「順番」 Forbes日本版・2003年6月号
エッセイ『フリーウエイ101物語』(全6回)
デザイン・ウェーブ・マガジン CQ出版社
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「シリコンバレー流 会社の作り方教えます」(1999年No.23)
「製造しない半導体メーカの誕生」(1999年11月号;この号より月刊化)
「バレーを生き延びる、企業、人」(1999年12月号)
「創業者がCEOの肩書きを捨てる日」(2000年1月号)
「オールド・アイアンサイド通り5000番地」(2000年2月号)
「エンジニアに国境はない」(2000年3月号)
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連載エッセイ『窓を開ければ港も見える』
月刊ふれいざー、Fraser Journal Publishing (Canada) にて創刊号より連載中。
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「ヘルメットの昼下がり」(1997年7月号)
「港のヨーコ・ヨコハマ・かけそば」(1997年8月号)
「ロング・バケーション」(1997年9月号)
「地震の匂い」(1997年10月号)
「店の名はB」(1997年11/12月号)
「人間ジュークボックス」(1998年1月号)
「日本が変わった日」(1998年2月号)
「バンコク・天使の都」(1998年3月号)
「みなとのカモメ」(1998年4月号)
「銀閣・昼の花火」(1998年5月号)
「地下街の航海術」(1998年6月号)
「世界との距離」(1998年7/8月号)
「日曜日の儀式」(1998年9月号)
「野毛の風鈴娘」(1998年10月号)
「ブリリアント・ゴール」(1998年11月号)
「大きくなったら何になる?」(1998年12月号)
「愛人の掟」(1999年1月号)
「駆け出せ! ミステリー作家」(1999年2月号)
「冬のヨットハーバー」(1999年3月号)
「朝日のあたる家」(1999年4月号)
「宇多田ヒカル ──贅沢な時間」(1999年5月号)
「四十二本の薔薇」(1999年6月号)
「香港ガールはプラクティカル?」(1999年7月号)
「かけがえのないもの」(1999年8月号)
「青天井の豪華サロン」(1999年9月号)
「ロボットのいる風景」(1999年10月号)
「雨をみたかい」(1999年11月号)
「DNAの知らない危険」(1999年12月号)
「窓をつなぐ蛇口」(2000年1月号)
「タクシーの拾えない日」(2000年2月号)
「五ミリメートルの境界」(2000年3月号)
「ロードスター・センチメンタル」(2000年4月号)
「ストロベリー・フィールド・フォーエバー」(2000年5月号)
「そして神戸」(2000年6月号)
「身体が重い」(2000年7月号)
「午後十時の謎」(2000年8月号)
「名古屋は今日もモータウン」(2000年9月号)
「ヨットのいる漁港」(2000年10月号)
「視線の質量」(2000年11月号)
「隠れ家に隠れる時刻」(2000年12月号)
「覚悟するのはまた今度」(2001年1月号)
「本能のためのテクノロジー」(2001年2月号)
「社長たちの課題」(2001年3月号)
「真珠湾を忘れるな」(2001年4月号)
「幽霊のいる店」(2001年5月号)
「競り売りにハマる」(2001年6月号)
「手紙の前、手紙の後、そして今」(2001年7月号)
「夜の大捜査線」(2001年8月号)
「アルハンブラの想い出」(2001年9月号)
「僕はカメラマニアではない」(2001年10月号)
「神の恵みを、アメリカに」(2001年11月号)
「本と牛丼、その壮絶な戦い」(2001年12月号)
「明るくなるまで待って」(2002年1月号)
「鈴木さん危機一髪」(2002年2月号)
「パーティのはじまる時間」(2002年3月号)
「天国へ降りる階段」(2002年4月号)
「サクラサク、サクラチル」(2002年5月号)
「水際のギブ・アンド・テイク」(2002年6月号)
「いま、世界の中にいる」(2002年7月号)
「近くて遠い隣国を思う」(2002年8月号)
「この夏さっさとどこかへいきな」(2002年9月号)
「不景気、暮らしやすい時代」(2002年10月号)
「アメヤ横町の秋」(2002年11月号)
「朝更かし?」(2002年12月号)
「サンタクロースの見る夢」(2003年1月号)
「終末の窓」(2003年2月号)
「見習いマシュー」(2003年3月号)
「ああ、甘美だったアメリカの民主主義よ」(2003年4月号)
「本居宣長の桜」(2003年5月号)
「ほどほどのスローライフ」(2003年6月号
「本物は重すぎる」(2003年7月号)
「完璧な戦略」(2003年8月号)
「歓楽街の夕立」(2003年9月号)
「月光値千金」(2003年10月号)
「よみがえる町」(2003年11月号)
「不思議な店、不思議な客」(2003年12月号)
「迷路」(2004年1月号)
「喪中のナゾ」(2004年2月号)
「牛丼の砦」(2004年3月号)
「舞台の魔法」(2004年4月号)
「天国と地獄と音楽とパソコン」(2004年5月号)
「太陽に近い場所」(2004年6月号)
「夜中に電話をするところ」(2004年7月号)
「無口な男」(2004年8月号)
「詩人という職業」(2004年9月号)
「嵐の快感」(2004年10月号)
「芋焼酎を探せ」(2004年11月号)
「捻挫の楽しみ」(2004年12月号)
「哀しき楽園」(2005年1月号)
「サプライズ」(2005年2月号)
「帰ってきた牛丼」(2005年3月号)
「大きすぎる買い物」(2005年4月号)
「冒険の町」(2005年5月号)
「危険の兆候」(2005年6月号)
「小説家というベンチャービジネス」(2005年7月号)
「サボテン事件」(2005年8月号)
「快楽を売るビジネス」(2005年9月号)
「プロの目の曇り」(2005年10月号)
「季節は転ぶ」(2005年11月号)
「タイトルを探せ」(2005年12月号)
「二十七年ぶりのシンガーソングライター」(2006年1月号)


「北京の十九日間」(2008年9月号)
「苦しがる人々と苦しい人々」(2008年10月号)
「少年の夏の肖像」(2008年11月号)


「アートって?」(2009年11月号)
「本格B級多国籍美食地域」(2009年12月号)
「冬は汗まみれ」(2010年1月号)


「骨折は楽しい?」(2011年2月号)
「ギターが壊れた」(2011年3月号)
「大地震」(2011年4月号)
「命ぬ御祝さびら」(2011年5月号)
「職業病」(2011年6月号)

(以下、最新号まで連載中 2023年6月現在)

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書評連載
「活字の海の羅針盤」
KAZI(舵社)にて、1997年4月号より2000年12月号まで連載
書評「御蔵島のイルカとジャック・モイヤーの科学的自然保護」
KAZI 1997年9月号 舵社
紀行エッセイ
「サンディエゴに行こう」
KAZI 1995年2月号p.36-41 舵社
(アメリカズカップヨットレース開催前の風景)
エッセイ
「たまには変わったお酒でも 『ドント・ギブアップ・ザ・シップ』」
KAZI 1996年1月号p.48 舵社
(ヨットのキャビンで飲むカクテルガイド)
テクノロジーエッセイ
「鋳物工場で生まれる木っ端」
デジタル・アーキテクト3 1994年秋号 p.22-23 山海堂
連載エッセイ「シリコンバレーの石拾い」
(今はなき)月刊KiTAN 読売新聞社
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「祖国のある人のこと」 1995年10月号(創刊号)
「日本女性を食事に誘う際の若干の注意事項」 1995年11月号
「シリコンバレーの阪神タイガース」 1995年12月号
「ミニスカートのプロフェッショナル」 1996年1月号
「月の新年」 1996年2月号
「故郷に錦を持ち帰る カリフォルニア米食事情」 1996年3月号
「『揚之家』で昼食を」 1996年4月号
「アメリカでいちばん下手なジャズピアニスト」 1996年5月号(最終号)
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(創刊号から最終号まで連載という貴重な体験)

技術論文(共著)
“1.4ns Gate Array with Configurable RAM and High Testability”
T. Ogawa, et al, Proc. ESSCIRC ’86, pp.53
12th European Solid-State Circuits Conference
Delft, Netherlands, September 16-18, 1986
技術論文
「絶縁破壊によって生じたSiO2中の電流経路の性質」
論文番号261 昭和61年度・電子通信学会総合全国大会講演論文集
分冊2 p.2-19 財団法人電子通信学会(現電子情報通信学会)
技術解説記事
「AXグラフィックス機構の全容」
日経バイト 1988年7月号p.127-140 日経BP

Profile

 小説家。
 横浜市在住。日本推理作家協会会員。
 1954年、東京に生まれる。
 1976年、東京大学在学中に、野田秀樹らと劇団「夢の遊眠社」を設立。座付き作曲家としてオリジナル劇中音楽を作曲。
 1979年 日本電気(NEC)において、コンピュータ設計、半導体プロセス開発などのエンジニア。
 1987年 アスキーに転職の後、半導体集積回路(LSI)開発責任者。
 1991年 米国カリフォルニア州で半導体ベンチャー企業の設立に参加。
 1996年 著作に転じる。
 1999年 第16回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、受賞。
 2005年 第2回ダイヤモンド経済小説大賞優秀賞、受賞。
(『フェイク・ゲーム』(徳間書店)の初版の著者略歴に「ダイヤモンド経済小説大賞受賞」とあるのは、「ダイヤモンド経済小説大賞優秀賞」の誤りです)
 2009年より、横浜黄金町に事務所を構え、まちづくりに参加している。
 趣味 ヨット (Team STELLA MARIS)
     サッカー(FC-JIVE 所属) テニス
     音楽(全ジャンル 演奏もします)
行ったことのある国や地域
アメリカ合衆国
 カリフォルニア、ニューヨーク、フロリダ、マサチューセッツ、オレゴン、
 テキサス、イリノイ、ワシントン、アリゾナ、ネバダ、ハワイ、グアム
イギリス、フランス、イタリア、ベルギー、スウェーデン、スペイン、ポルトガル、韓国、シンガポール、タイ、香港、マカオ、オーストラリア

使用カメラ

主に使っているカメラは
 RICOH GR Digital
 Canon EOS 20D
です。

阿川大樹 著作リスト 書籍

小説『終電の神様 殺し屋の夜』 実業之日本社文庫
小説『終電の神様 台風の夜に』 実業之日本社文庫

小説『終電の神様 始発のアフターファイブ』 実業之日本社文庫
小説『終電の神様』 実業之日本社文庫
小説『あなたの声に応えたい』 小学館文庫
小説『インバウンド』 小学館
小説『会社、売ります! 幸福な会社』 徳間文庫
小説『幸福な会社』 徳間文庫
小説『フェイク・ゲーム』 徳間書店
小説『D列車でいこう』 徳間文庫

小説(ハードボイルド国際サスペンス/経済小説);
『覇権の標的(ターゲット)』 ダイヤモンド刊
第二回ダイヤモンド経済小説大賞優秀賞受賞作
経済小説の賞を受賞しましたが、内容は生粋の国際サスペンス小説です。
詳しくはトップページから専用ページをご覧ください。

ノンフィクション
『ワールドカップは終わらない』
書籍 四六版 1785円(税込) 発行:バーチャルクラスター 発売:ブッキング (絶版)
現在は、マイカより電子書籍で発売中
315円でしっかり書籍1冊分読めます。サッカー好きな方にはお薦め。
試合自体ではなく、事件としてのFIFAワールドカップ2002大会を描いた作品です。
文庫解説
「電脳文章作法」菅谷充 小学館文庫
文庫デビュー作です。ただし、本文ではなく解説ですが。
工学図書(共著)
『ASIC技術の基礎と応用』 電子情報通信学会 今井正治・編
FPGAの章を執筆しています。
工学図書(共著)
『FPGAの基礎と応用』  トリケップス
小説(単行本収録)
「簾(すだれ)に夏がしみこむ頃」
『小説工房vol.2』 青峰社(発売は青雲社) (1994.3)
阿川大樹の修業時代の掌編が納められています。

『覇権の標的』は国際サスペンス小説

 新技術を開発したエンジニア神田淳は、シリコンバレーで中国系アメリカ人CCと、ベンチャー企業「ルミネジア」を興す。特許による覇権を狙う石油資本とダイヤモンドシンジケート。ユダヤ資本の圧力により窮地に追い込まれた「ルミネジア」のメンバーは世界最大のコンピュータ・メーカーICMの会長にアプローチし、起死回生の作戦を立てる。目に見えぬところで激しく繰り広げられる覇権争いの舞台は、東京、カリフォルニア、ニューヨーク、フロリダ、アントワープ、アムステルダムに拡がり、その技術争奪戦争は淳の着想によって予想もしなかった結末を迎える。
阿川大樹・著 ダイヤモンド社・刊
販売価格1785円(税込) ISBN 4-478-93074-0
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『覇権の標的(ターゲット)』

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