以前に、車からバッグを盗まれてしまったときに、取材用のICレコーダーも一緒に盗まれてしまったのですが、改めて手に入れた。
動作テストをかねて、録音状態でポケットに入れたまま、しばらく行動していました。
再生してみると、その時に気づかなかった音や、音から景色が浮かんだり、その場の空気が頭の中に再現されてきます。
これは小説の情景描写で心象を書くときにとても参考になる。
あと、アイデアを思いついたときに、独り言を言っておけば忘れないのでいいかもしれない。
あと、ある事象から次の事象への正確な経過時間が、その時に時計を見ていなくても正確に分かる。
というわけで、小説家としては、後で聞かなくてもとりあえず録音機を動作させてもっているというのはけっこう役に立つかもしれない。