月別: 2022年11月

ちょっと衣替え

シャツのアイロンがけをしたりしながら、部分的に衣替えを実施。
U/V に替えて、28MHzのモービルアンテナをベランダに設置。

日本代表日本代表練習マッチ 日本vsカナダ

妻を透析まで送り届け、そのままその足で駒沢公園まで行ってテニスをした。
夜は久しぶりにサッカー日本代表のテレビ観戦。
精度のいい縦パスからの攻撃ができるようになって、以前までの日本とは違う戦い方をしている。
スペインやドイツに勝つにはポゼションサッカーではだめなので、勝てる可能性をちゃんと作っていると思えた。
ただし、後半ロスタイムにファウルで点を取られるのはまったくもていただけない。
勝利が決まって、1986年以来のワールドカップ出場のカナダの選手やサポーターの喜び方と言ったら!

山歩き志向

山歩くの好きになって、道具から入るもんだから、DABADAのトレッキングポールとか、ワークマンのハイキングシューズとか、中国ブランドのザックとか、めちゃ安くて評判の道具を買い始めた。
片道1時間を楽しく歩けばいい、山頂まで行かなくても決めた時間が来たら降りればいい、というお気楽に徹する。
合羽の上はヨットで使っているモンベルがある。
合羽のズボンはバイクで使ってるのがある。
とはいえ、蓼科だと車で5分みたいな所に登山道入り口がたくさんあるんだけど、横浜にもどると、近くて鎌倉あたりかなあ。
あまり寒くなる前に行きたいけど、いろいろ忙しい。

体調不良

睡眠もとれず、疲れが溜まって、体調を崩して、今日のイベントのスタッフに参加できなかった。年齢のせいか、やりたいこととできることのギャップが目立ってきた。スケジュールつめすぎてる。反省。 明日は編集者と打合せがあるので、身体を休めながら準備したい。

中部電力がテレメーターを付けていてユーザーも時々刻々見ることができるので、管理事務所に頼んであった蓼科の家の水抜きが終了して凍結防止ヒーターがオフになったのが管理事務所に確認しなくても分かる。
ただし消費電力の解像度が0.1KWhなのでライブカメラとLTEルーターの消費電力だけだとゼロ。

 

石居麻耶さんの個展、のち銀ブラ

 

茅場町のギャラリー須智で石居麻耶さんの個展。
「瞳の奥のりんご The apple of my eye 」
英語で the apple of my eye というと「目に入れても痛くない大切な存在」という意味でもあるけど、会場はほんとのりんごで溢れていた。
石居さんには徳間文庫3冊の表紙装画を描いていただいている。
本日最終日で、石居さんと話をしているうちにギャラリーも混んできた。
石居さんの風景画は、写真のレンズでいうと標準レンズか、そこから少しだけ望遠気味のパースで、その絵が窓だとすると、近づくと絵の外側を見ることができるような気になる。
ほとんどの絵が売約済みで、人ごとながらなんだかうれしかった。
気持ちのいい時間を過ごした後、歩く日にしようと思い立つ。
足が痛いのだけど、多分、歩けば治る。
後、日本橋、中央通りまで歩いてそこから銀座方面へ。
歩行者天国の銀座は人がいっぱい。
ディオール、ルイヴィトン、シャネルは外に行列。海外からの観光客だろうか。
ブルガリはさすがに行列はない。
フェラーリのオープンカーの運転席は小柄な若い女性。助手席に子供っぽい感じの若い男性。
銀座はいいね。(笑)
フェラーリの塗装ってまるで高級感がなくて、プラモデルに赤いラッカーを吹き付けたような、ぬるりとした光沢。むかし1/24モデルレーシングカーのフェラーリ330P2に自分で色を塗ったときのことを思い出した。
ずんずん歩いて、銀座らしくハゲ天で天丼。
ハゲ天では天丼ではなく野菜天丼を食べるべきだと再確認。
せっかくの銀ブラなのでパウリスタでコーヒーを飲もうと思ったらここも行列で断念。
新橋駅前SL広場は古本市。
以後、ヘトヘトなのにカフェ難民となって、結局みなとみらいに戻って、いつものコクテル堂へいくがそこも満員。結局のところ観光客が来ないオフィスビルのドトール。
モンブランがキズモノで3割引にしてもらえて、かえってラッキー。
本日、10700歩。

ワクチン5回目

 

家の隣のブロックにある徒歩2分の集団接種会場で5回目のワクチン接種。
違う方向の隣のブロックにあるクリニックでもやっているけど、経験上、集団接種場の方が流れ作業で待ち時間も少なくて快適。
黄金町へ行って、NPOのボスと会って話をする。
その後、レイモンド・ホラチェック展「The Vicious Cycle of Virtue -美徳の悪循環-」を観る。
明るいサイケデリック。
のような、解剖学的、なような。
何はともあれ「きれい」。
それは現代アートでは意外に珍しいような気がする。
ビデオは何度でも見入ってしまう。
サイケデリックといえば、ベトナム戦争当時からロックをやっているコザの某ミュージシャンによれば、LSDをやると本当にものがぐにゃりと曲がって見えるのだそうだ。
その後、19時からは「まちづくり推進部会」という会議、21時過ぎまで。疲れた。

横浜への遠い道

今回が今シーズン最後の蓼科滞在なので、その後、次の春まで半年の間に食品類が賞味期限を迎えるようなものを選別して持ち帰る箱に入れ、冷蔵庫の中のものも、常温になっては困るものを持ち帰る保冷バッグ入れる。
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洗濯物は全部済ませ、山の家では洗濯乾燥が不自由なベッドパッド3枚は横浜で洗濯するために大きな袋に入れる。
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衣類も横浜での冬に使えるものの一部を持ち帰る。
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非常用電源も横浜にあった方が役に立つ可能性があるので持ち帰る。
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などなど、プチ引っ越し状態で大量の荷物を作る。
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内外監視用のライブカメラとそれをネット経由で横浜で見ることができるようにするインターネットルーターの電源だけを残して、冷蔵庫も含めてすべてのコンセントを抜く。
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凍結防止用のヒーターをオンにする。
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などなど、最終退場処置をして、いざ、横浜へ向かう。
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ところが、出発してから79Km、中央高速双葉SAについたところで、運転免許証やクレジットカードがない。とりあえず落ち着け、と遅いランチのカツ丼を食べていろいろ考えるが、やはり山の家に忘れてきたようだ。
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さっそく、今来た道をまた引き返す。
「すべての最終退場処置の終わった」蓼科の家に到着するが、思った場所にカードケースはない。
ふと目に留まった、ハイキング用のリュック。
そのポケットにあった。
クルマでハイキングコースの入り口まで行くのに、そこに入れたのだった。しかし、そこにあるのではないかとすぐに気がついたのはものすごく幸運だった。でなければ、相当大々的に家中を探さなければならないところだった。
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滞在時間数分で、あらためて、横浜へ向けて出発。
到着は午前零時を回ってしまった。
結局、本来片道250Kmほどのところを忘れ物のせいで400Kmほど走ることになった。
ただし、自動運転に任せて、あまり先を急がない走り方をしたので、それほど疲れなかった。テクノロジーはありがたい。

KAZIの原稿

この2日で茂っていた木々の葉が落ちて、向こうに山が見えるようになって来た。

 

ヨット雑誌「Kazi」の隔月連載の原稿を書く。

プチ山歩き

尾根の左は日本海、右は太平洋。

 

車で移動ばかりで運動不足なので、ちょっと近くの山を歩く。
八子ヶ峰西峰へ続く尾根道を30分だけ歩いてまた戻る。
トレッキングポールの使い方の練習なのだけど、1本だけだとどうもピンとこない。両手で持つポールを買うことを考えよう。
この時、ザックに免許証を入れたことが後に、ちょっとした問題になるのであった。
家にもどって、おざなりなオムライス。
別荘じまいのため、在庫食材処分モード。

軽井沢大賀ホールで声楽

右奥の建物が大賀ホール

 

軽井沢大賀ホールで友人のアマチュア声楽家の発表会があるというので、蓼科から日帰り軽井沢往復。
夏だけでなくこの季節でも軽井沢は要所で道路が渋滞している。
早めに着いてまず昼食と思ったら、プリンスショッピングセンターのレストランなんか「19組待ち」とか当たり前で、人が多すぎて快適に暮らせない。リゾ−トなのに心が殺気立ってしまった。
(別荘族御用達のそれほど混んでいないレストランもあるのだけど道が混んでるからそこへ行く気になれない)
さて、演奏会。
第一部は10人のアマチュアの歌手のアリア。
すごく声が良かったり、すごく声量があるという人や、声はそれ程でもないけど音楽的な歌だなあという人とか、あるフレーズは鳥肌が立つ程だとか、アマチュアなのですべてを備えている人はいないのだけど、そのバリエーションとともに意外にもというと失礼だけど、一人一人楽しみに聞くことができた。
第二部はプロとアマチュアの二重唱とか三重唱が6セット。
一緒に歌うプロはメゾソプラノ・山下裕賀(やましたひろか)、テノール・西山詩苑(にしやましおん)。メゾソプラノが男性っぽい字面で、テノールが女性っぽい名前だけど、カウンターテナーとかではありません。(笑)
ここでは、プロのメゾソプラノ歌手・山下裕賀が圧巻。
彼女の歌を聴けただけで、片道2時間運転して軽井沢まで来た甲斐があった。
個人の体験でいうと、1990年代にコンコードパビリオンでのジャスフェスティバルでウィントン・マルサリスを聞いた時に感情とは関係なく脊髄が刺激されたように涙が出たことがあるのだけど、その次くらいにすごかった。ほとんど涙が出そうだった。
すいません。僕はいままで日本の声楽家を馬鹿にして、聞こうともしていませんでした。素晴らしい人がいてほんとにびっくり。
器楽でも声楽でも日本の演奏家のレベルがすごく高くなっているのを実感する。
第3部では、山下と西山のそれぞれのソロとそれからデュエット。
とにかく山下は鳥肌。
件の友人は第一部のアリアではヘンデル「ジュリオ・チェーザレ」より「優しい眼差しよ」を、第二部ではヴェルディ「椿姫」第3幕より二重唱。
知り合った頃にはその片鱗も見せていなかった友人が、まさか20年の時を経て、椿姫のヴィオレッタをステージで演じるのを見るとは思いもよらなかった。
もちろん山下さんとは雲泥の差があるし、緊張していたのがわかったけど、立派、立派。すばらしい。
蓼科への帰り道はすっかり暗くなり、山道で4度、鹿に前を横切られた。