新車で妻を透析に送り届ける。
新しい車を動かすことには困らない。走らせる操作はほぼ同じ。
だが、ナビに行き先を設定することすらできない。
ヘッドアップディスプレイも各種のメーターもナビ画面も、タッチパネルで表示内容はすべて自分で設定可能。
ところが、いままでの道具とコンベンションが違いすぎて、思い浮かぶ操作法がまったく受け付けられない。操作体系というか、設計思想が、僕が知っているどの装置とも違う。
マニュアルを丹念に読んで一から学ぶしかない。
こういう道具も珍しい。
メニューツリーの状態遷移図があればいいのだけなのだと思うけど、マニュアルが網羅的で、全部読んでから自分で抽象化しないといけない感じ。
とりあえず見た目は昭和の時代に思い描いていた「21世紀」がそこにある。
目の前の景色の中に自車の速度を示す数字が浮かんでいたり。
午後三時半からミニライブ。
今日も雨だ。
午後2時、山下町のフォルクスワーゲン販売店へ。
いままで乗っていた(事務所引っ越しに活躍していた)ゴルフヴァリアント(ステーションワゴン)から、新しいゴルフ(ハッチバック)へ。
旧車も走りに何の問題も無かったが、蓼科と頻繁に往復するようになり、安全で楽な自動運転レベル2を装備された車の方が良いと考えた。
残りの人生の長さが減っているから、楽をするため、安全にするために、道具にお金をかける。
すでに9月30日にナンバーが着いていたけど、引っ越しに荷物の積めるヴァリアントが必要だったので、納車を伸ばしてもらっていた。
1時間ほどいろいろな説明を受けて花束をもらって出発。
どこへ行くともなくハンマーヘッドへ行って軽く食事。
運転操作は同じだけど、ナビゲーションなどの操作法がさっぱりわからない。
家について、マニュアルを持って車を降りた。
今日は、デスク2つを、妻と友人が計画中の「研究所」にもらってもらうので輸送。大物はほぼ片付きました。
アーロンチェアはまだ残っているけど、机がないので執筆仕事はできなくなりました。
ミニライブのための歌の練習室だね。(笑)
実は、片道200Kmあまりの蓼科の仕事場に頻繁に通うようになったので、安全と疲労低減のために、自動運転レベル2のゴルフ(ハッチバック)に買い換えたのですが、引っ越しのために現在のゴルフバリアント(ステーションワゴン)が必要なので、納車を18日まで待ってもらっていたのでした。
昨日はデスクの上の物を取り払って、壁の美術作品の一部をしまいました。
写真は木村有貴子さんの「霧雨」2017年の木彫作品。もうひとつしまったのはいくつかの本の表紙装画を描いて頂いている石居麻耶さんの絵画作品。
井上絢子さん、葉栗翠さん、山田裕介さんの作品はまだ。梱包部材が必要。
いずれにしてもどこか飾る場所を考えなくては。
明日からは、荷室が小さくなるけど大型の荷物はないので、腰のことを考えて小さめの段ボールにして少しずつ運びます。残っている中では88鍵の電子ピアノが一番でかくて重い。
(家に運び込むスペースがまだ十分できていないので、家の片付けが先なのだけど)
妻を透析に送り届け、黄金町へ戻ったが近くのコイン駐車場が空いていないので家にもどる。
そのまま、家の片付けをする。
夕方になって、黄金町を目指す。
ちょっとした登校拒否で、黄金町に着く手前の日ノ出町 Cafe Geek で引っかかってる。
仕事をするのではなく、ただコーヒーを飲むためだけにカフェに入るのは、ずいぶん久しぶりだったと気づいた。
雨模様。帰りのバスは桜木町までなので、サミットで食品を買って帰宅は21時半。
盗まれた運転免許証を復活されるため、二俣川の運転免許センターへ。
二俣川へ行くのは久しぶりだけど、駅周辺がすっかり再開発されてきれいになっている。
運動のため、センターまでは徒歩で。
45分ほどで免許の再交付。
帰り、横浜駅のヨドバシカメラへ。
盗まれた iPad Pro の代わりになる iPad の機種選定のため。
損害額が30万円ほどになるので、もとのものは高くて買えない。
昨晩、蓼科の仕事場へ黄金町から移動する物を積み込む10分ほどのあいだの、その中でもロックをかけていないわずかなタイミングに車上荒らしによって鞄を盗まれました。
気づいたのは蓼科へ向かう途中の深夜のパーキングエリア。
以後、免許証、クレジットカード、キャッシュカードの無い状態で蓼科の家に着き、寝て起きて、黄金町にトンボ帰り。
仕事場にかばんを置き忘れたわけではないと確認して、徒歩100歩の黄金町交番へ。
鑑識の人と刑事さんが現場に合流。現場は交番から80歩の場所。
現場検証中に、黄金町の事務局のボスが通りかかるという偶然。
山野さんが僕の鞄の中身と思われる物を見たということでその場所へ行くと、僕の鞄の中身の一部がSUPクラブの裏に散らかっている。
タオル、バンダナ、買い物用トートバッグ、マッサージのスタンプカードなどが入ったカードケース、麦茶のペットボトル、そして、横浜市粗大ゴミのシール。ようするに残りの金目の物を持ち去った。
それを知人がが見つけるなんという偶然でしょう。犯人の遺留品が見つかりました。これは普段からパトロールなどで町の変化を見ているから、路傍に広がった雑然としたものが、その人のアンテナに引っかかるわけです。
ちなみに 「android を探す」で確認した最後に電源が入っていた場所と時間が一致。
犯行現場は僕の仕事場の外壁に付けられた防犯カメラのぴったり視野の中。
犯人が僕の車の助手席のドアを開けてカバンを持ち去る、まさにそのようすが映っていました。
犯行時刻、10月12日23時12分。
遺留品からも、車のドアからも照会できる状態の指紋は取れませんでした。
その後、刑事が現場を仕切り、巡査が被害届など書類を作るので、あとで伊勢佐木警察署に来てくれと。
その時点で午後8時10分、牛丼食べて伊勢佐木署に僕が行ったのが8時50分。
ずっと警察の低い椅子で待たされて腰が痛くなったので最後40分は立って待ってた。書類が出来上がったのは午後10時50分。書類作るのが壮絶苦手な感じの巡査さんでしたねえ。
交番へ被害を伝えてから6時間が経っていました。事件発生後からは24時間。
蓼科と横浜を往復できるぜ。
遺留品あり、犯行現場のビデオあり。
さてさて、伊勢佐木警察署は犯人を捕まえることができるでしょうか。
そして、本日。
クレジットカード2枚止めた。
キャッシュカード2枚止めた。
それぞれ再発行依頼済み。
二俣川へ出向いて、免許証再交付。
ヨドバシカメラへ立ち寄って、盗まれた iPad Pro の代わりの機種選定。
MarkIs で代わりの常用カバンを購入。
povo 解約かSIM再発行か問い合わせ中だがまだ返事なし。(解約や再発行の単純な入口がない)
盗まれた android は当面補充しないつもりだが、トッピングの申込みがPCからもできるか、要確認。
取材用のOlympusの録音機に入った、津波後の閖上付近を取材したときの現地の人の音声を外へセーブして無かったのが、重大なロス。
スマホの充電機とかケーブルとか、3万円のイヤフォンとか、細かい物を加えていくと、損害は結構大きいなあ。
金額的には、再取得価額では30万円くらい。
最近、金運がない、というか悪い。でも、現場検証中に「遺留品」をなんとなく発見していた山野さんが通りがかる、という信じられないものすごい幸運もある。
遺留品と犯行を捉えたビデオという臨場感がなければ、たぶん、捜査もされない事件だと思うけれど、黄金町を犯罪のない町にしたいから時間を犠牲にしてきちんと「被害届」を出しました。
はたして、捜査してくれるかな。ただの窃盗だけど交番の裏ですからね。
その他、同じ日に勃発した、ここにには書けない、プライベートな重大な不運と、それを補うびっくりするような幸運があったりします。
まあ、だから人生面白い。
iPad Pro 11inch
iPad Keyboard Folio
Apple pencil
Oppo A73
Olympus ICレコーダー VN-541PC
モバイルバッテリー
USB電源アダプター+ケーブル
イヤフォン WF-1000XM3
アイデアのメモ帳
愛用のカバン
阿川の黄金町バザール作品 Songs made in Koganecho II であるライブの初回。
敢えて告知をぎりぎり3時間前にしたけど、蓋を開けて見ると思いのほか多くの人が集まって聞いてくれました。
帰宅して、夕食を摂って、蓼科へ向けて出発。
ここで、事件は起きたのであった。
このあいだの地震で、大震災の時のことなど思い出した人も多いと思います。
僕が思い出したのは、非常時に平常運転を目指すと不安やストレスになるので、非常時だからいつもと同じにならないのはしょうがない、というのを出発点にしたいということ。
タクシーを2時間待つなら2時間歩けばどこまで行けるかを考える。
交通機関を使わずに2時間歩くなんて普段ならやらないことをやるチャンスだから。(よく考えたらハイキングに行けば3時間くらい歩くのは普通なのだし)
電車が動かなければ移動できないわけじゃない。
前にも書きましたが、僕は、新宿ゴールデン街で飲んで終電ないから横浜まで歩いて帰って来たということ何度かやってみているので、電車が止まることをそんなに困ったことだともはや感じない。
パンがなければケーキを食べればいいし(笑)電車がなければ歩けばいい。
非常時という基準で思い出すのは、スペインをバス旅行したときのこと。
とある田舎の交差点のど真ん中でバスを止め、バスの運転手が対向車線から来たトラックの運転手と話し始めた。どうやら偶然知り合いを見つけたということらしい。
スペイン人にとっては、交差点であろうと知り合いを見つけたら、それはもう非常事態に相当するらしくて、平然と客の乗ったバスを止めて車の運転席の窓を開けてしばらくふたりで話をしている。スペイン語分からないけど、たいした話ではないというのはなんとなくわかる。(笑)
客の方も、後ろに着いた車も、「知り合いに会ったのならバスを止めて話し込むのも仕方がない」と了解しているらしく、車内から苦情もでないし、後ろの車がクラクションを鳴らすわけでもない。じっとまっているんですね。
運転手が仕事中に知り合いに会ってしまったら、それはもう平常業務を続けることを放棄するほどの非常事態らしいのでした。まあ、田舎の町でのことでバルセロナではそうでないかもしれないけど。
日本でも、震度5レベルの地震が来れば、スペイン人が交差点で知り合いに会ったくらいの非常事態だから、ふつうに電車が動いたり、タクシー乗り場にタクシーがどんどん来たりしない。そこでふだん通りに電車が動かないことで困ったり、一大事だと思う必要はなくて、家に近づこうとせずともせめて10キロくらいは歩くことにすると、別の路線とか、バス路線とか、朝までやってる飲み屋とか、友達の家とか、随分と選択肢が広がって、心安らかになる気がします。
故障したライブ用の機材 BOSS VE-8 Acoustic Singer
半導体不足でなかなか見つからないところ、流通在庫をやっと見つけて、涙を飲んで大枚38500円にてかわりの新品を購入。
今日届きました。よかった!
ところが、ところが、
動かなかった旧品が、今日になったらしれっとふつうに動作している。
壊れてない??
大事なことなので二度言います。
壊れてない!!
黄金町バザールの期間、ミニライブをやるので、まあ、バックアップにはなる。
本番で動かなかったら困るから、バックアップはあってもいいよね、と自分を慰めてます。
というわけで、箱を開けただけの新品のエフェクター。
今回のライブが終わったら当分ライブの予定はないので、1台も要らないくらいなのに2台手元に残るのである。
夕方、アスキーに勤務していた頃の同僚から「黄金町に来ました!」とメッセージ。
僕が入社してまもなく彼女が退社したので、それほど長い期間一緒だったわけではないのだけど、アスキー時代は人づきあいが濃密だったので、まるで10年一緒に居たような感じ。
会うのは30年ぶりかそれ以上。
黄金町のボス、山野真悟さん夫妻と福岡で付き合いがあったそうで、奇遇というかなんというか。
夜8時からは東京大学教養学部基礎科学科のzoom同期会。
今日は、reunion の日。