日: 2019年1月18日

都内で打合せ

 南青山、骨董通りにある、お洒落な出版社で、打ち合わせ。
 表参道での打合せの後、乃木坂へ行って、国立新美術館で「レイコイケムラ展 イケムラレイコ 土と星」、六本木まで歩いて森美術館へ行って「カタストロフと美術のちから展」。
 森美術館のロッカーで、23日から国立新美術館で展示が始まる、かつての黄金町アーティスト仲間の志村信裕さんにバッタリ、何年ぶりだろう。招待券もらったぞ、イエイ。
「イケムラレイコ 土と星」はすばらしかった。
「カタストロフ……」は、会田誠のカラスとアイ・ウェイウェイのオデッセイが良かった。池田学も。
 個人的には、会田さん、字を書かないで絵だけ書いている方がいいと思う。
 災害を扱った作品は概して災害に負けてしまってました。自分で無心に現場に立ち尽くさないで、先に頭の中に災害をどう作り込もうって決めてしまっているような作品が多い。災害を「作品に利用しよう」としているから、災害の理解が既成概念に捕まってしまっている。むしろ、トコトン写実的に緻密に災害の光景を再現した方が作品に力が出ると思うけど。それも「現代アートの呪縛」なのかなあ。