ウクライナのこと

 僕が最初にキエフという土地の名を知ったのは、ムソルグスキーの「展覧会の絵」の10曲目に「キエフの大きな門」というタイトルがついていたから。たぶん中学生のころ、LPレコードのジャケットに書いてあったのを丹念に読んでいたから。
 その後、高校生の頃には、サイクル21とよばれる太陽黒点の多くて電波の良く飛ぶ時期に、アマチュア無線でウクライナの人とは随分交信した。ドネツクとかキエフとかいう地名が耳に馴染んでいた。
 非常事態宣言で昨日からアマチュア無線も禁止になっているらしい。