森喜朗さん問題

午後の早い時間、例によって妻と散歩。
木曜だが「建国記念の日」で祝日なので人出が多い。両親の結婚記念日だったか。
暖かい。

普段の年なら、政治家の誰かが靖国神社に行ったとか、建国記念の日のイベントがあったとかいうニュースが流れるところだが、数日前からニュースは森喜朗会長が女性差別発言をした問題でもちきりだ。
「切り取りで批判している」といういつもの声もあるので、40分にわたるスピーチ全文の書き起こしを読んでみた。
全文読んでも明らかにアウト。
ラグビー協会の理事の誰かの話が長かったのは事実かもしれないが、その特定のケースから「女性は……」と一般化してしまっていることが差別。黒人は、朝鮮人は、女性は、中卒は、とか、属性の一部で人間を一括りにみてはいけないということ。
たとえそこに何らかの傾向があるとしても、各個人は個人としてみなくてはいけない。
同じ意味で、森喜朗さんを年齢を理由に「老害」というのは年齢差別。森さんがケシカランのであって、老人が一括りにそうなのではない。

NBCやトヨタが「森は不適切」と言い出してはもうどうしようもなかったね。
そうなることをきちんと予想できないというところに日本の組織の問題が透けて見える。
スポンサーはオリンピックの理念を利用して自分の社会的評価を高めるために巨額のお金を出す。評価が下がるようなことは許容できない。
森さん本人は何が悪かったのか、あいかわらずまったく分かっていないみたいだ。

昨年9月の入院前を最後に動かしていなかったバイク。
そろそろ動かしたくて、バッテリーを外して充電しなくてはならないだろうと工具を持っていったら軽くエンジンがかかってしまったので、そのまま5分エンジンを回して帰って来た。
近ごろのバッテリーは自己放電少ないのだね。

昨日から、バランスボールを使い始めた。体幹の筋肉を付けるためテレビを見る時などに不安定なそれに座っている。
で、今日は、同様に筋肉を付け柔軟性を確保するために Wii Sports をやろうと、ゴムシートで Wii ぼーどの修理。
たぶんいい具合に直すことができた。しばらく使わない物はことごとく電池切れしている。