IT重説

リハビリは3300歩。

午後5時から、約90分間、夏の仕事場にするマンションの重要事項説明を受ける。
社会実験として「IT重説」というのができるようになっていて、zoom を使ったリモート会議システムで、対面でなくても重要事項の説明が可能になっている。

夕食後、分厚いすべての書類に署名捺印して、レターパックを投函しに。

というわけで、標高1230m、蓼科の国定公園の中に家を買いました。
270万円の中古マンション。
夏の仕事場。
人生で一度でも不動産を買うとは思っていなかったなあ。

ここにも何度も書いているけど、もう暑くて夏の横浜にいるのがつらくてしょうがなかったので、数年前から国外を含め、候補地を探していた。箱根、三浦、バンクーバー、北海道、伊豆高原、などなど。

恒久的にどうというつもりはないので、数年先のことはわからないけど、とりあえずの答えを出した。
定年のない仕事をしている一方で、体力勝負の体力は加齢と共に下がっていく。入院手術もそうだけど、身体に関わる懸案事項はきちんと解決していかないと前に進めない。
しっかり仕事しろよと自分を追い込むにもちょうどいいし。

コロナとテレワークで地方に居場所を求める人が増えているらしいので、早めにいい縁に出会えたのは幸運だったかな。たぶん。

社会実験で「IT重説(重要事項説明」という制度ができていて、不動産屋とは zoom (リモート会議システム)で重要事項説明をうければよいのだけど、書類は山ほどあって、印鑑を押すところはやたらとあって、今日一日で数十箇所捺印した。

このハンコをすべてなくすには、組織を跨いで関わるすべてのステークホルダーのシステムがすべて一本のシステムに接続されなくてはならないから、かなーり難しいだろうというのも実感したところ。まさに紙がすべてを繋ぐメディアになっているのですね。これが婚姻届ならステークホルダーは二人だけだから簡単だし、1つの組織の中ならさらに簡単だと思うけど。