Diary

撮影

 夕方の光を求めて撮影に出る。
 黄金町バザール開幕まで一ヶ月になって、町を歩くとたくさんのアーティストに出会う。
 
 蓼科へ持っていくものを忘れないように思いつく度に一箇所に集めながら、作品プランを考えたり。

素材の整理

動画の編集に入る前に使える素材の整理。
いろいろなところに散らばっている写真や動画、新しく撮影したもの、など、分かりやすく一箇所に集めて、500GBのSSDにしまっていく。
iMacがたびたびオーバードになって、大量のファイルのコピーができなくなる。
Logic Pro X の音が出なくなる。
など、その度に、再起動する。
ほとんどの時間はパソコンの面倒を見ているようなものだけど、こういう地道な作業による準備が大切なのだ。

最終的に、蓼科へ持っていく MacBook Pro で作業ができる見通しが立ったところで帰宅。

いろいろ、着々

午前中、黄金町バザール展示場所のスピーカー設置のテスト。
コンサートホールに座っている感じではなく、一人の楽団員としてステージに居て聞いている音、という音場にした。乞うご期待。

いったん帰宅して、シャワーを浴びて、病院へ。
手術のためのCT検査。
この検査のために昼食を抜かなければならなかったのであった。

電池の無くなった腕時計を持って時計屋へ。
ふたつ持っていった妻の時計の方はソーラー時計だといわれる。
電池が無くなったのではなく、しまい込んで光が当たっていなかったから動かないのだ。ぎゃふん。

もうひとつの自分の腕時計の電池交換を待つ間、となりのJO’S BAR でスープカレー。
美味しかった。つい(でに)ビールも飲んでしまう。(笑)

あらためて黄金町に出勤。

青空が広がっているので、作品のためのビデオの撮影。
スマホ用のジンバルの実戦投入。

書店あいさつ回り

朝9時半、藤沢駅で編集者と待ち合わせ。
早く着いたので立ち食い蕎麦。

新刊のあいさつ回りで書店巡りのスタート。
どのお店でも、一番いい場所か、それに準ずる場所に大きくあつかってもらっている。
ただただ、感謝。
バックヤードでサイン本作成など。
いつもつかっている万年筆だと乾きが悪くて時間がかかるので「紙用マッキー」なるサインペンにしてみた。なかなかいい感じ。
色紙を渡すと喜んでもらえて良かった。いくつかの店舗では飾ってくれるだろう。

途中昼食休憩に上野でお寿司をご馳走になる。
コロナ以来、久しぶりの寿司は美味しかった。ごちそうさま。
途中電車車内で、次の本の執筆依頼を打診される。
ということで、またもう少し小説家でいられる、ありがたい。

藤沢から上野まで、
書店8軒回って黄金町に出勤。
エアコン付けっぱなしで、
「しまった」と思わず「よかった」と思った夏の日。

スタジオでは作曲したオーケストラ曲の仮のミックスダウン。
あす、スピーカーの設置テストをやる為。

色紙づくり

伊勢佐木町のダイソーで、絵の具とパステルを買う。
ソルベインの悪リス水彩絵具セットがあったはずなのに見つからないから。

昨日のうちに色紙のデザインは決まっていたので、20店舗分、サイン入りの色紙を作り、ドローイングにサインペンと絵の具とエンピツとパステルを使って色を入れる。

手書きの字も絵も苦手だけど、書店員さんが飾ってみたくなる、他とは違う、そんな工夫をしている。

まちづくり推進部会

夕方、黄金町のまちづくり推進部会。
黄金町の事務局や浄化推進協議会、横浜市役所の担当者などを交えて議論。

ビジネスライクな会議をやると、創作の頭が切り替わってしまって、他のことができなくなるのは困ったものだ。

MRI

午前中、病院でMRI検査。
スーパーで買い物。

やる気が出ないので、書店向けの色紙作りをすることに。

ところが、色を塗ろうと絵の具を探し始めたらちょっとした大掃除になってしまい、大きめの段ボールひとつゴミを出す。
図案は決まったが、色紙はできず。

夕食は昼に買った刺身。

プロフィール写真

午前中、カイロプラクティック。
その足で黄金町へ出る。

久しぶりに晴れたので、ビデオ撮影。
まだ、ジンバルの使い方に慣れていない。

部屋では黄金町のレジデンスアーティストの紹介ページのためのプロフィール写真を撮影。
Olympus の高級レンズと、Panasonic の廉価ボディの自撮り機能の組み合わせ。
一度、手で顔を隠して、隠した手をどけると、そこで顔にピントと露出を合わせて、指定枚数連写してくれます。
そのままだと美肌的に白く写ってしまうので、露出は-2/3EV。

会社から給料もらっている人は、コロナ感染者さえ減れば、他の人がどうなってもいいと考えているんだなあ、と思う。
それはそれで自然なことだけれど、人は気づかないまま簡単に残酷になる。
経済って、トヨタや三菱重工のことじゃなくて、家族経営の町の食堂や土産物屋のことだったりする。

ふだん使い捨てのサージカルマスクをしているのだけど、今日初めて3Dマスクをしてみたら、呼吸がすごく楽。発泡ポリウレタンをマスクになるようにカットして貼り合わせただけだから当たり前にスカスカ。これは予防効果はゼロだね。
息が楽だということは目が粗いということと同じだ。
でも目を細かくしたってウィルスからすればほとんど何の障害物にもならないから、似たようなものかもしれない。
感染者側とすれば飛沫の飛散距離を狭くする効果はあるだろう。

もともと単に周囲の人を怖がらせないためにしているだけだから、これでもいいかな。楽だし、眼鏡が曇りにくいから。
ある意味、使用感が楽なスカスカのマスクを求めていたわけではある。エアマスク。(笑)

着々

 朝。
 黄金町バザールの出展作品の核になる音楽がだいぶ出来上がってきた。
 
 作曲家と奏者と指揮者を一人でPC上でやるのでキリがない。
 実際の演奏なら多少の気に入らないところがあるのがふつうだけど、DTMだと直せてしまうのでキリがない。これはどこかで見切りをつけないといつまでたっても終わらない。
 それにしても20年前はまともなオーケストラ音源なんか手に入る価格でなかったけど、いまはデフォルトに入っているものがきちんとニュアンスが出せてかなり上質。もっとお金をかければもっといい音が出るけど、これもキリがない。
 まだ白紙のイントロだけ追加したら、一旦音楽は終わりにして、遅れているビデオ撮影に重点を移す。
 美術施工の専門家にお願いして展示場所の空間のしつらえはできているので、セッティングしながら音の出る場所とその響きを逆に利用して、ふつうに聞くのとは別のミックスダウンをすると効果的かもしれない。など、インストールでも調整幅があるので、楽しいけど、これもキリがなさそう。
 
 ああ、ショートコラムの校正60本がほったらかしだが、これが週末のうちに終わらせないといけない。
 来週は新刊のプロモーションの書店回りも。

 と、頭の整理をかねて書いたところで、かなり疲れが出ているので、そろそろ帰宅する午前4時30分。
 腹減ったなあ。やってるときは腹も減らないけど、終わりにした途端に目は痛いわ腹が減るわ、腰も痛いわ。

 と、書いてる間にピンポイントで雨が降ってきて帰れなくなった。
 腰が悪くて歩けないから自転車なんだけど。タクシー呼ぶと2000円。
 人生、いろいろあるね。(大袈裟)
 5時8分になれば始発が動く。駅までならきっと歩ける。

 総務省から無線局免許状が届いていた。

銀ブラ

 銀座1丁目にある家具ブランドの予約制ショールームへ。

 今の家に引っ越したときに買った家具のファブリックが擦り切れてしまっている。
 クッションも中のフェザーが潰れて弱っている。
 同じ布はもうないので、座面と背もたれのクッションの3点、色の合う物を選んで注文。
 できあがりの受け取りは9月中旬。

 その後は7丁目へ向かって銀座を歩く。
 きれいなものばかりあっていい町だ。
 黄金町とは正反対。(正反対の黄金町もいい町だけれど)
 外国人観光客がいないので、銀座が銀座に戻っている。

 7丁目の「カフェー・パウリスタ」。
 笠戸丸に乗ってブラジルに渡った創業者が始めた店。
 そもそも「銀ブラ」とは銀座でここのブラジルコーヒーを飲むことを言ったものだそうだ。
「森のコーヒー」にモンブラン。どっちも美味しい。
 静かな時間が流れている。

 新橋駅まで歩き、品川から京浜急行で黄金町へ。