月別: 2022年12月

コザ着

 

那覇空港から路線バス113番に乗り、コザの胡屋停留所に午後6時少し前に到着 1060円。
デイゴホテルにチェックイン。
トリプルベッドルームでどのベッドを使おうか迷ったが、真ん中にした。(笑)
空腹だったので、とりあえず「鈴々」でセンベロセットととうふの天ぷらハーフサイズ350円。スタートからいきなりビール2杯。
次はオーシャンへ。
知り合いが待ちかまえていて、ゆんたく。
友人のウクレレの師匠がやっているという、中の町のフォークバー「山ちゃん」へ。
そこで、ジャンバラヤのキーボードのユカリロ(歌もめちゃうまい)とかギタリストの旦那さんとかに知り合って、楽器弾いて遊んだり。
ユカリロ夫妻とPEGの店の外の炭火で焼き物をしながら酒を飲む。
帰宅は翌午前3時だったが、寝たのは6時を回っていた。

沖縄へ

がんばって早起きである。
さっさと空港へ行って、そこで仕事をすればいい。
インターコンチネンタルホテルから羽田空港へ直行する空港リムジンバスがあるので、初めて使ってみる。
扇島のトンネルあたりで少し渋滞があったが、45分ほどで羽田第2ターミナルに到着。
いつもの鯖寿司を買って、保安検査場を通過。
搭乗口前で、ここ数日の日記をまとめて書く。(これもね)
全日空473便は満席。
平日の真っ昼間に出て、夕方に着く、人気のなさそうな便なのに。
飛行機は「鬼滅の刃」のラッピングがしてある。
無料配布のイヤフォンをもらって機内ビデオで「鬼滅の刃」を見てみるややたら叫んでいて、あんまり面白くない。すごくヒットした作品なんだけど。

旅行の準備

明日にはコザに向かうので、久々の沖縄行きの準備。
家のゴミを捨てるのも、少し片づけるのも。
沖縄へ向かう前に、ヨットの中間検査の申請書を出さなくてはならない。

内科

先日のCT検査の結果を聞くために内科へ。
この先、膵臓の病変が疑われるので、基幹病院の消化器内科へ紹介状を書いてもらう。

ヨットハーバーへ

久しぶりにヨットハーバーへ。
懐かしいメンバーに会う感じ(笑)
湯河原へ引っ越していたり、心臓の手術をしていたり、近況を交換し合う。みんなしっかりジイサンである。

ワールドカップ日本戦

日本、しっかり勝った。
質の高い勝利だと思う。
後半開始8分間で2点獲られて、スペインはずいぶん動揺していたようで、その後、まったくパスが回らなくなった。
サッカーは「流れ」だね。
最後に枠を外したけれど、左側から三苫があがって、あわや3点目という完璧なラストパスを出したことで、スペインは攻めることを怖がるようになって、目立って「切り込んでくる」パスが減った。
短い時間に2点獲られたことも信じられないところに、彼らにしてみればほぼ3点目に匹敵する形を作られて、さらにパニックを起こしていた。
奪われることを恐れるポゼションサッカーは勝てないサッカー。
三苫のスピードは、左サイド奥の守備にとても効いていた。
パスを入れても素早く寄せられ、抜くことができないと感じたようで、左サイド奥をえぐられることがなくなっていた。
ゴール右斜めの位置にいる堂安は強い。ツボにはまっていた。
ちゃんとした勝利だ。

誕生日 68歳になる

とある高級な天ぷら屋のカウンターには静かな時間が流れていた。
いちばん端に、かなり整った顔立ちに手入れのよい髪型をした女性が座り、その隣にはスーツを着た若い男性がいた。
コースだけでもよい値段だが、揚げ物を追加したり、アイスペールで冷やされた冷酒のあと、山崎のハイボールを頼んだり、出費を抑えようという素振りはまったくない。
高収入なハイスペックな男性と美女のカップルという感じ。
ふたりとも、そういう店になれているという感じもした。
だが、女性のタイプは美しいが知的な感じではない。
下品ではないが、自分の美しさに十二分に気づいているという振る舞い。
もしかしたらギャラ飲みか、とも思った。
しかし、「お父様」という言葉も聞こえてきた。
ふたりの会話の内容までは分からなかった。
ところが、こちらがそろそろ会計を済ませようかという時、急に聞こえてきたフル・センテンス。
「わたし、結婚するつもりはないので、そのつもりで付き合っているならもうお付き合いするのは辞めた方がいいと思います」
さて、あなたは、この先のストーリーをどう続けますか?
妻が僕の68歳の誕生祝いにご馳走してくれた、目の前の天ぷらもお造りも、とても美味しく、運ぶ箸のひとつひとつが充実した、幸せな食事だったけれど、このカップルの存在も、小説家にとってはすばらしいバースデープレゼントだった。