日: 2022年10月28日

人生最後の?スーツケース

 

 妻も僕も使っていた55cmサイズの機内持込スーツケースがついに壊れた。
 車輪に被っていたゴムが割れただけだけど。まあ、ゴムは10年使っていれば経年劣化する。
 値段は覚えていないけど、ベネチアに短期間住むことになったときに買ったので、2012年。ベネチアからのイタリア国内旅行にも出かけたし、妻の仕事でヨーロッパ諸国や南米の国々へも行った。
 客船クルーズにも、沖縄コザへも、国内のどの旅行にもたいがい使っていた。蓼科へ行くときも使っている。数え方によるけど、少なくとも200回か300回くらいは使っている。
 修理可能かもしれないけど、十二分に元を取った感じなので、新しいのを買うことにした。
 もっと安いのもあるけど、頻繁に使う道具なので費用対効果を考えると道具への投資はケチらない方がいい、ということで、近所のサムソナイトで購入。「みなとみらい市民証」で10%引き、そこから「かながわPAY」で10%ポイントがつくので、値札55000円のところ、実質45000円程。
 条件限定の10年保証なのだそうで。
 その先も修理可能だとしたら、こいつは人生最後のスーツケースになるかもしれないね。
 コロナが始まった頃、サムソナイトがまったく売れなくて、その時に直営店なのに大幅値引きしていて半額くらいで大きなのを買ったのだけど、そっちはコロナや妻が人工透析になって、客船クルーズや海外国内の長期の旅行へ行けなくなったので、ほとんど使っていない。

OKAGESAMADE

ジャック&ベティで「OKAGESAMADE ハワイ日系女性の軌跡」を見ました。チケット買って近くで時間を潰そうと歩いていたら、毎日の舞台挨拶に出勤中の松元監督に会って立ち話。(笑)
映画は、抑制が効いた編集で、それだからこそ、一人一人の思いがストレートに伝わってきます。
詳しい説明は省きます。
登場する人たちが、自分たちが自分たちの力で人生と社会を変えてきたという自信に満ちた表情と声で語っているのが印象的でした。
(開演前のフラの実演もよかった)
帰り際、フライヤーを配っている若い女性がいて、受け取った瞬間に「監督です」と。
「明日から上映ですのでよろしくお願いします」
フライヤーのタイトルは「犬ころたちの唄」。
つまり、前田多美監督が自分で事前の宣伝にチラシを配っているようでした。
映画の人たち、みんながんばってるなあ。
小説の人も頑張ろう。