月別: 2022年2月

決算(確定申告)

午前8時過ぎ、確定申告の書類ができた。
帳簿を見直すたびに二重入力が見つかったりして、結局、4回決算をやり直した。
昨年はe-tax で提出したが、今年は書類提出。
提出場所が徒歩圏なので散歩のちょうどいい。

外交で戦争を回避できるか

 どんな戦争の前にも交渉は行われている。
 戦争をしないで要求が通ればもちろん戦争にならない。妥協できれば戦争にならない。多数はそのケースだと思う。戦争は交渉の手段のひとつであり、戦争自体が目的であるわけではないから、条件が満たされれば戦争は起きない。
 その意味で「話し合いで戦争は止められる」は正しい。
 実際、ほとんどは話し合いで解決されているからこそ、摩擦や紛争の種が無数にある割にはそれほど戦争が起きていないのはそういうことだ。

 さて、それでも戦争は起きている。
 戦争というのはこれらが成立しないそもそもレアケースだから、そのレアケースである戦争は「話し合いで止めらる」という、そもそも一般論から外れたところで起きている。

 だから一般論をかざして、「戦争は話し合いで止められる」といくらいってもそれ自体間違っていないが、社会には必ず一般論が通じないレアケースが存在するわけだ。
「戦争は話し合いでは止められない」というステートメントはそうしたケースについての言葉であり、そっちも正しい。
 簡単な話で、両方あるのが当たり前ということ。

 さて、戦争はレアケースであり、そんなレアケースに備えるためには、きちんと一般論から離れる必要がある。
 たとえば、両国のリーダーが有能で分別があれば止められる戦争も、それが成り立たなければ止められない。無能なリーダーなんてそこいらじゅうにいる。ほとんどの国のほとんどのリーダーは国民から無能だと批判されている。
 自国のリーダーを無能だと批判している人は、そのリーダーが戦争を回避する能力があると思っているのかいないのか。

 散々リーダーを批判しているのに「戦争は外交で回避できる」と主張するの矛盾に満ちている。
 さて、疑問はたくさんある。
 我らがリーダーは外交で戦争を回避できるほど有能か?
 次のリーダーが有能である保証はあるか?

 だめでしょう。
 いままでだってダメだったじゃないか。
 だから「話し合いで解決できる」という一般論からきちんと離れなくてはならないと思う。
 話し合いはするに決まってる。事前に話し合いのない戦争なんてあるのか? 
 それでも決別したときに戦争が起きる。外交というAプランでうまくいかないときのBプランだって必要だと僕は思う。

 キューバ危機の時、ソ連がプーチンでアメリカがトランプだったら絶対戦争になっているけど、ケネディとフルシチョフだったから「危機」ですんだのではないか。

ガン根治

 2月3日から大腸がん手術のため、妻、入院してました。

 以前切除したポリープにガン細胞があり、大腸の断面5層のうち2層目まで達していることが認められたので、ガイドラインによりステージ1となり手術。
 本日、医師から説明があり、今回切除した部分にガンは存在せず、近傍にリンパ節もなかったので定義により「根治」であると。
 結果的には前回のポリープ切除でがんは取り切れていて、今回の2度目の手術は必要なかったのだけど、まあ、それが取ってみて切り刻んで顕微鏡観察して初めてわかることらしい。
 というわけで、気分晴れ晴れ。明日退院してきます。
 わーい。

 入院中は一人暮らしで楽だったのだけど、退院してくると、僕の家事負担ふえるんだけどね。

 消化器の手術は食事の摂れない期間が長くて体力が下がっているので、リハビリには時間がかかりそう。
 日本人の半分は死ぬまでにガンになるので、ごくごくふつうの病気でガイドラインが確立していてプロトコルも決まっているから、分かりやすいです。胃とか腸とか切り貼りの簡単な部位のガンは取ればいいだけだから特に単純。

 悪い予想はしていなかったけれど、医師の説明文書の「根治」の文字に、肩の力が抜けるのを感じた。

ウクライナのこと

 僕が最初にキエフという土地の名を知ったのは、ムソルグスキーの「展覧会の絵」の10曲目に「キエフの大きな門」というタイトルがついていたから。たぶん中学生のころ、LPレコードのジャケットに書いてあったのを丹念に読んでいたから。
 その後、高校生の頃には、サイクル21とよばれる太陽黒点の多くて電波の良く飛ぶ時期に、アマチュア無線でウクライナの人とは随分交信した。ドネツクとかキエフとかいう地名が耳に馴染んでいた。
 非常事態宣言で昨日からアマチュア無線も禁止になっているらしい。

毎日が副反応

左の肩はモデルナアーム、右の肩はテニスショルダー。
腰も背中も痛い。

この年になると普段からいろいろなところが痛いので、それで高齢者には副反応が出にくいと言われているのかも。(笑)
副反応かどうか分からん。毎日が副反応みたいな人生。

とにかく、ほんの少し体温が上がって、まもなく下がった。

3回目はモデルナ

ハンマーヘッド大規模接種会場で3回目のワクチン接種。
1回目と2回目はファイザーだったので、3回目ファイザーが最強の効果を産むはず。

その後の経過
接種後
8時間 36.2℃
16時間 36.2℃
20時間 36.7℃
22時間 36.5℃
25時間 36.4℃
28時間 36.5℃
31時間 36.7℃ (ビール2缶飲酒)
38時間 35.7℃

平熱は35.5℃前後なので、少し熱が出た。

見舞い

再交付を申請していた無線従事者免許証が到着。
カード型になったので、持ち歩きやすくなった。
高校生の時の写真がついている旧免許証は二つ折りの手帳型でかさばっていたので。

無線従事者免許証と一緒に、ついに届いたワクチン接種券。
さっそく予約をみると明日22日に空きがあるので、25日にとってあった予約を変更。
近くの空きを埋めたほうが、医療資源の無駄を減らすことができる可能性がある。

原稿送付

 夕方に起きて、食事して、病院に見舞いに行って、雑用をして、カーリングを見てから24時間オープンのジムに行って軽い運動をして頭に血が回ったところで、前日に完結させた原稿を見直して、先ほど、午前八時過ぎ、編集者に送った。

 書き下ろし短編集5本のうち4本目。
 短編は分量が短いだけで長編と同じかそれ以上のテンションを複数回要求するので、めちゃめちゃ疲れる。長編なら1回のところ、5回も修羅場をやらなくてはならない。
 今回も、最後の3日は、ストレスでビタミンCが大量に消費されるらしく、唇が切れる、歯から出血する、手の指がアカギレでゴツゴツになる。
 予想はしているので少し前から毎日サプリで2000mgのビタミンCを飲んでいるのに、それでも全然不足しちゃう。
 昨日、いったん最後まで書き上げたら、その後、丸一日で(ほんの少し痕跡はあるけれど)するっと治りました。
 今回は、いつもの神経性の下痢が出なかったのは、以前より運動を取り入れているからかも。ひとつ進歩した。

 小説書くのは身体に悪い。
 でも、身体のために生きているわけじゃ無くて、生きるために身体があるので、それはしょうがない。身体は使ってなんぼ。アスリートだと思え、ということ。

 いま、午前九時ですけど、全然眠くない。
 散歩に出て身体を動かしてリラックスすると、やがて自然に眠くなってくると思うけど。

 散歩の途中で一杯飲めるところがあればいいのに。
 ワールドポーターズまで歩いて行けばサイゼリヤがあるけど。
(夜は酒出しちゃいけないけど、朝はいいんだよね?)

 本来なら本日夕刻から、長者町の試聴室で、イベント出演だったのだけど、それは事前収録の動画出演にしました。

脱稿

午前6時20分、脱稿。
書き下ろし短編集、5本のうちの4本目
編集者に送るのは、寝て起きて、もう一度、印刷して読んでから。(いつものことだが今この瞬間は疲れていないように感じるけど、緊張が解けるとどっと来るのだ)

まだまだ執筆中

座骨神経痛が出て来たので矯正がてら深夜の散歩に出た。ついでにハンディ機でAPRSの実験。おっと、設定間違えて埼玉県に居ることになっしまった。(泣)

午前四時四十分。残りの部分、頭の中で全部出来上がった。あとは手を動かして、文字にするだけ。今晩それを書くことにして寝る。そんなに疲れてない。昼に起きて、テニスして、それから最後まで書く。