日: 2019年11月2日

東大のクラス会

東大の教養課程のクラス会。
昭和49年入学、理科Ⅱ類Ⅲ類(第二外国語フランス語)。

最初の話題は、英語入試の民間委託の問題。次に英語教育の在り方について、それから文部科学行政について。
それからは、エチオピアに一人で製薬工場を作ろうとしているメンバーの話。
アフリカでは、ニセの医療用医薬品によって、年間10万人が命を落としているという。
主に中国で、金儲けのために、成分が少なかったり、不純物が多い、ニセの医薬品が横行しているらしいのだ。
彼は、それを解決するために一人でエチオピアでパートナーとなる人を探し、政府と話をして、外貨を流失させないで状況を改善するために、エチオピア国内に製薬会社を作る活動をはじめている。
(そのために私財を5000万円用意しているがもちろんそれでは足りない)

3時間、イタリア料理を食べながら、みんなで、どうやったら日本や世界をよりよくできるだろう、という話をしていた。
東大のクラス会はいつもそんな感じ。
いつも楽しくて気持ちがよくなって帰って来る。
東大はほんとうにいい大学だと思うし、そういう学友を持っていることを、僕はいつも幸福に思う。