出かけるつもりはなかったけど、天気がいいので、徒歩で近くの箱根マイセンアンティーク美術館まで行ってみる。
なかなかいい佇まいの場所。
だけど、割引を使っても入場料が二人で3000円になるので、今日はやめておく。
カフェも入場しないと入れないとのこと。残念、ここは仕事に使えない。
帰り道、急な上り坂で大いに息が切れる。
いよいよ、箱根最後の夜。
僕は行ってないけど、先週末に「ハムフェア2019」というイベントがあって、そこで、ICOM から IC-705 という無線機が発表になったらしい。
ポータブルオールモード機という同じカテゴリーの無線機の中で、いま僕が持っている YAESU FT-817ND を完全に凌駕している。
FT-817 は、バッテリーの持ちが悪く、充電も不便、小型化のために運用時の操作性もすこぶる悪い。
ロングセラーなのだけど、設計が古くて、使い勝手が悪いのだが、他の変わる機種がなかった。
昔、無線をよくやっていたときは自分の家から運用していたが、今は、移動運用しかしない。
移動用は簡易型でいい、と思っていたのだけど、やってみると逆で、運用時間の短い移動先で使うときこそ、使い勝手がよくないと効率が悪い。
144/430MHzだけ運用できればいいからと、「移動用に」IC-9700 を買おうと思っていたけど、思いとどまっていて良かった。
まさに、IC-705 が要求にぴったりなベストな機種。
発売は来年3月を目指しているということ。完全に買う気になっている。
FT-817ND は大量に中古市場に放出されると思われるので、値崩れする前に売ってしまおうかなあ。
IC-705 HF+50MHz+144MHz+430MHz 〈SSB/CW/RTTY/AM/FM/DV〉10Wトランシーバー
窓の外は、夏の名残を思わせる好天。
台風が近づいているし、箱根にいる間の最後のチャンスだろうと、妻と軽くお出かけ。
湿性花園駐車場に面した、レストラン「35(サンゴ)」で朝昼兼用のパスタランチ。
前菜とドリンクがついて1500円。
これは、下北沢/用賀、あたりの少しおしゃれなレストランのランチのふつうの価格帯。
観光地箱根としてはとてもリーズナブル。
それぞれ、美味しかった。小田原からこの地へ移転してきて八周年だとか。
同じく、駐車場に面した「西丸」という店が、ラーメン750円、とんかつ定食1000円、と比較的リーズナブルであることを発見。
食事後は、散歩のため湿性花園を歩く。
いままでは、雨模様の曇りの日だったのが、晴れた日の植物園はまったくようすが違う。
飛んでいる昆虫の種類も数もものすごく多く、命が輝いている感じ。
湿性花園の中を歩くのは、3回目、駐車場に車を駐めるのは5回目。
近くのラリック美術館も駐車場が無料なので、カフェが仕事場の候補になる。
妻が関西へ日帰り出張なので、朝9時過ぎ、車で箱根湯本駅まで送る。
所要時間、20分強。
家へもどって休憩。
昼になって、また湿性花園を目指す。
道路沿いの「そば処朝比奈」が休みだったので、湿性花園駐車場の中の「湿性茶屋」でランチ。
天ざる1300円。きれいな更科蕎麦。えび天も美味しい。
(たぬき蕎麦は750円だった)
外食の高い箱根で、とりあえず1000円以下で食べられる店、確認。
駐車場向かいのそば屋もやっていた。食べログのクチコミでは「ごくふつう」のそば屋らしい。
湿性花園入り口脇の「森のカフェ」で仕事。(コーヒー500円)
夜9時過ぎ、箱根湯本駅で再び妻をピックアップ。
夕食は妻が買ってきた駅弁。
夕方と深夜、二度、露天風呂に入った。
午後2時すぎ、仕事をしに湿性花園のカフェに向かう。
駐車場は無料、入場しなくてもカフェだけ利用できる。
ホットサンドイッチのランチセット(1600円)。
閉店の16時までの事務所使用料のようなもの。
ホットサンドはふつうだったけど、デザートがめちゃめちゃおしゃれ、意表を突いている。
軽く買い物をして帰宅後、ご飯を炊いている間に露天風呂。
夕食は冷凍餃子。買って来た野菜の煮物。ブロッコリーなど。
23時過ぎ、もう一度、露天風呂。
大坂なおみの試合を見た後、余計に起きていたせいで、寝坊して昼過ぎに朝ご飯。
21泊22日の箱根滞在も残り5泊。
ふつうの旅行ならもっと短かったりするけど、5泊でも残り少ない感じがする。
天気が良いので、妻と小ドライブ。
早雲山駅まで坂を上がってみて、動かないロープウエイを見る。
そのまま車を走らせると、気持ちのよい木立の中の道を辿って、やがて、芦ノ湖の湖尻に。
更に進むと、家から反対側から仙石原に辿り着く。
昼食は、じねんじょ蕎麦「九十九」という店で天ぷらそば。(1650円)
自然薯を使っていて、歯ごたえはいい。しかし、蕎麦の香りや味がしない。
そばとして美味しいかというと、首を捻ってしまう。
天ぷらは、サクサクではなくカリカリの衣で、これはこれで美味しかった。
夜になって、雷鳴が聞こえ窓の外が光っていたので、ここぞと露天風呂へ。
夜の森は真っ暗だが、雷が光ると、木々の枝振りがシルエットになって見える。
残念ながら、豪雨の中の露天風呂とはならなかった。
横浜では、相当な雨が降ったらしい。事務所の雨もりは大丈夫だろうか。
夕食は買ってあった腸詰屋のハンバーグ。
牛肉が肉肉して美味しいけど、少し塩分が高い。
昼食がしっかり重かったので、食べ過ぎの日となる。
長編、新しいアイデアが湧いて、最初のプランを大幅に変更することにした。
家に引きこもっていると、やる気が出ないので、箱根湿性花園へ出向き、植物園には入らずにカフェで仕事。
ここは駐車場が無料で、園内に入らずにカフェだけ利用できる。
すごく落ち着くいいカフェだけど、午後4時で閉まってしまうのが残念。
エアコンが効きすぎて寒いので、次回に行くときは厚着をしていかなくては。
仙石原交差点至近の角田屋で、メンチカツとハムカツを注文し、揚げてもらっている間に、Aコープで買い物。
ココカラファインで栄養ドリンクと芍薬甘草湯を購入。
夜はソース焼きそば。
自宅の宅配ロッカーに30日に何か届いているらしい。
3日経っても取り出していないよ、というメールが来た。
US OPEN TENNIS のせいで箱根でも夜型になってしまっていたのだけど、朝8時開始の大坂なおみの試合のおかげで今日から朝型。
15才の天才少女ココ・ガウフとの試合は、第二セットの点差以上に印象的な、とてもいい試合だった。
ココの才能の片鱗というのが遺憾なく出ていたし、大坂の集中力の出し方は世界ナンバー1のそれだった。
試合後の光景も大会の歴史に残るようなものだったけれど、たとえ、それがなかったとしても。
夫婦二人とも、引きこもって仕事。
出かけない代わりに温泉に2回入った。
朝食ホットドッグ、昼食スパゲッティ、夕食中華丼。
箱根へは Olympus OM-D E-M1 mark II というカメラを持ってきている。
Olympus のフラッグシップモデルだ。
まだ、十分、手に馴染んでいるとはいえないけれど、慣れさえすればやりたいことををすぐにできるので、写真を撮るのが楽しい。
M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm f2.8 もいいレンズで気持ちのよい絵が撮れる。
この組み合わせで、僕の基準では十分に重いけれど、同程度のハイエンド機をフルサイズや APS-C で実現するとたぶん重さは倍以上になるので、やはりマイクロフォーサーズはいい。
箱根にいるのはあと一週間だが、その間にせいぜい使って慣れていきたい。
写真撮りに来ているのではなく、原稿を書きに来ているので、あくまで「ついでに」ということだけれど。