日別: 2019年7月21日

参議院議員選挙

朝、妻と投票所に出向く。
年配の夫婦多数。帰りにも続々向かってくる人がいる。
投票所近くの SUBWAY のサンドイッチで朝食。

黄金町へ出勤する途中、日曜だけやっているカフェで、レジデンス仲間のアーティストとゆんたく。(沖縄のことばで雑談などをすること)

仕事はあまり進まず、早めに切り上げて夕食のために帰宅したが、結局、夕食は午後11時過ぎ。
「当選確実」が早くですぎて、選挙速報がつまらない。
つまらないまま、出張準備をしながら、午前3時過ぎまで選挙速報を見る。

山本太郎の政策はまったくダメだと思うが、重度障害者が国会議員になったことだけを取り上げればよかったと思う。

その「れいわ新撰組」について。
繰り返し言っていることだが、俳優がよく準備された台本でしっかり演技(アジテーション)すれば、見ている人々は感動するに決まっている。僕は小説家なので、常日頃、そうやって人を騙し、現実にはありもしないものを信じさせて感動させている。
感動すると理性がブロックされる。それによって、どんな政策であるかに関係なく、多くの人が支持者になってしまう。小説を読んでいるあいだ、そこに書いてある嘘に振り回されるのと同じように。
現実の社会は、何かを捨て何かを得るトレードオフで成り立っている。都合のようことだけを拾い上げ、(たとえば増税のように)都合の悪いことに目を瞑って、ありえない未来を語ることでは、社会は良くならない。
よりよい社会の実現のためには、譲らなければならないことを受け入れる覚悟がいる。
(たとえば増税という)覚悟を説くことなく、都合の良いバラ色の未来を語る政治家は評価できない。むしろ危険だ。
「消費税を全廃すればこんなことができますよ」
消費税を全廃した後にやってくる日本の悲劇を無視すれば、できるかもしれない。だけど、そういう危険な選択はしたくない。

EUを抜けることを選んでしまった英国、トランプを選んでしまったアメリカを見よ。
ヒトラーを選んでしまったドイツを見よ。大東亜戦争を始めた日本を見よ。
借金をしてもアパートを建てて人に貸せば家賃で借金を返して老後に楽に暮らせますよ、と説く詐欺師を見よ。

気持ちを高揚させる政治家は要注意だ。