推理作家協会総会

 昼間、執筆の調子が出てきたので、本当は外出したくなかったけど、駆けだし作家としては営業も大事なのでムリをして外出。
 飯田橋ホテル・メトロポリタン・エドモントにて日本推理作家協会総会、それから懇親会なのだ。
 午後4時30分。
 初めてなので総会にも出てみたけれど、ずいぶん狭い部屋に四角く机を並べてあり、ほとんどが理事の人たちなので居心地が悪い、(意外とシャイなんです。ほんとに)
 議長の東野圭吾さんが遅刻なので真保裕一さんが代行。説明が終わった頃に東野さんが登場。やっぱり黒っぽい服装。中央に大沢在昌さん。北方謙三さんはいつものように葉巻を吸う。逢坂剛さんは盛んに軽口を飛ばす。会計報告が宮部みゆきさん、楡周平さんは着物姿、他には北村薫さん、福井晴敏さん(たぶん)、柴田よしきさん、などなど、名前は有名でも必ずしも作家の顔まで有名とは限らないので、名前のわからない人も多数。
 議事進行は、和やかな雰囲気ながらポイントを外さず、といって無駄もなく、やはり頭のいい人たちの集まりなのだなあと思った。予算、決算、60周年記念行事のことなど、いろいろ。
 早々に終わったのであとはロビーでパソコンを出して執筆。
 午後6時、懇親会開始。
 藤田宜永さんは背が高いなあ。
 知り合いは前回よりも少ないが、知っている編集者を見つけては話して回る。
 実績ある編集者というのは、話しをしてみて全然ちがうんだなこれが。駄目な人は雑談しているだけだけ。どうせつきあうなら、しっかりとした人の方が楽しいし、たぶん、仕事もうまくいく。
 やはり「おねえさん」は来ているのだけれど、場所が飯田橋のせいか、かなり水準が落ちるなあ。(笑)
 あまり親しい人はいないが、こういうときこそソフトボール仲間がいて助かる。(フットサルで痛めた足首にテーピングしてまでソフトボールに行ってほんとうによかったよ) ボーリング大会や温泉卓球大会、フットサル大会、テニス大会などの話題。(ん? 推理作家協会は何の団体だったっけ?)
 ビンゴの司会は真保裕一さん、くじを引くのは楡周平さん、商品をわたすのは大沢在昌さん。
 ディズニーランドのペアチケット、ホテルエドモントのお食事券、ときたあとは、思わず当たらないでくれと願うほどの冗談賞品のオンパレード。
 最後、角川書店提供のワインになったところで、僕がビンゴ!
 3人いたのでじゃんけんになり、じゃんけんに弱い僕が勝ってしまった。ブルゴーニュの新進メーカーの赤ワインでした。ラッキー。
 商品提供の角川の名物編集者にお礼がてら話しをしに行く。
 複数の編集者と今後につながる話もいろいろできて、来た甲斐があった。
 午後7時半、ほぼ見つけた知り合いとは話しし終わったところで、会場を後にする。
 渋谷に向かうつもりで電車に乗る。午後9時15分開始の映画を観るだめだったが、いつもより知り合いが少ない分、酒を飲んでいたようで、映画の途中で眠ってしまいそうなので、予定を変更して、新宿へ。
 ゴールデン街のなじみの店を2軒回って、終電で帰宅。

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